Find Your Beauty MAGAZINE×ナタリー|片平里菜|ナチュラルなロングヘアで飾らない自分を

美容室専売のヘアケア用アイテムを取り扱うミルボンとナタリーによるコラボレーション企画が始動。この企画では“髪”をテーマにした女性アーティストや女優への単独インタビューのほか、ミルボンの特設サイト「Find Your Beauty MAGAZINE」ではヘアアレンジ動画、美容師やヘアメイクとの対談を掲載する。

第1回にはシンガーソングライターの片平里菜が登場。彼女の髪型の遍歴やアーティスト活動とヘアスタイルの関係、ファッション通販サイト「RyuRyu」のテレビCMソングとしてオンエア中の新曲「lucy」、8月にリリースする映像作品「片平里菜ホールツアー2017 03.05 中野サンプラザ」などについて語ってもらった。

取材・文 / 清本千尋 スチール撮影 / 後藤壮太郎

ヘアスタイルは似合っていることが一番

──片平さんはデビューしてからロングヘアのイメージですが、デビュー前はどんな髪型をされていましたか?

片平里菜

実は私が髪を伸ばしたのは中学生になってからなんです。子供の頃からお兄ちゃんが大好きで、小学生の頃はお兄ちゃんのまねをして短髪でした。バスケをやっていたっていうのも理由の1つなんですけどね。美容室に行くと「ツンツンにしないの?」って言われちゃうくらい、男の子っぽかったです。

──ロングはロングでも前髪がある時期もありましたよね。

ありましたね。あれはデビュー前です。前髪をメンテナンスするのが大変だなと思って伸ばしっぱなしにしていたら結果こういう前髪のないスタイルになったんです(笑)。周りのスタッフさんたちにも似合ってると言われるので、結果的にこの髪型に落ち着いていますね。やっぱり似合っていることが一番なので。

Paramoreのヘイリーに憧れて

──そのほか髪にまつわる思い出はありますか?

私、地毛が茶髪っぽいんですよ。そのせいで高校生の頃に先生に呼び出されたことがあります。

──髪型での失敗や今では絶対にやらないヘアスタイルだった時期はありましたか?

学生時代にパンクな音楽が好きで、Paramoreのヘイリー(・ウィリアムス)に憧れて前髪を短くしていたのは今となっては照れくさいですね。当時はイケてると思ってたんですけど、ヘイリーを知らない友達に「何その前髪!?」ってよくツッコまれました。ヘイリーは髪の毛がオレンジだったんですけど、染められなかったので黒髪のままウルフヘアにして、前髪を斜めにしていて。まだ黒髪だったんでよかったですけど、まんまヘイリーと同じオレンジの髪にしちゃったら着る服がなかっただろうなあ(笑)。

美容室に行くとテンションが上がる

──片平さんは今日、髪型はダウンスタイルで、透け感のあるボタニカル柄のワンピースを着られていますが、洋服を選ぶときに髪型との相性を気にしますか?

洋服を買うときは髪の毛を下ろして似合うか、髪の毛を結んで似合うかを試着して確かめてからにしています。どんな髪型と合うかなって想像するのも楽しいです。

──オンとオフでヘアスタイルは変わりますか?

片平里菜

ライブやイベントに出るときは髪の毛を巻くことが多いですね。巻いたほうが照明の当たり方によって動きが出るんですよ。あとは一旦巻いてからしばることも。オフのときはお団子にすることもあります。あんまりアレンジを覚えていないので、簡単なものしかできないんですけど、たまに顔周りだけ巻くことも。美容室に行ったときにはすごくかわいくまとめてもらえてテンションが上がりますね。ついでに簡単なアレンジを教えてもらうこともあります。

──自分でヘアアレンジをするのって難しいですよね。

そうなんですよ。やっぱり後ろが見えないので感覚でやることになっちゃって。がんばってやってみたものの、家を出てから「大丈夫かな?」ってそわそわしちゃうときもある。

片平里菜「lucy」
配信中
片平里菜「lucy」
片平里菜「片平里菜ホールツアー2017 03.05 中野サンプラザ」
2017年8月9日発売 / ポニーキャニオン
片平里菜「片平里菜ホールツアー2017 03.05 中野サンプラザ」

[DVD+CD]
6264円 / PCBP-53215

Amazon.co.jp

片平里菜「ライブハウスツアー2017-2018」
  • 2017年10月29日(日)大阪府 Zepp Namba
  • 2017年11月11日(土)宮城県 Rensa
  • 2017年11月25日(土)広島県 広島CLUB QUATTRO
  • 2017年11月26日(日)香川県 DIME
  • 2017年12月9日(土)北海道 札幌PENNY LANE24
  • 2017年12月16日(土)福岡県 DRUM LOGOS
  • 2017年12月23日(土・祝)福島県 郡山HIP SHOT JAPAN
  • 2018年1月6日(土)愛知県 DIAMOND HALL
  • 2018年1月13日(土)石川県 Kanazawa AZ
  • 2018年1月20日(土)東京都 Zepp DiverCity TOKYO
片平里菜(カタヒラリナ)
片平里菜
1992年生まれ、福島出身のシンガーソングライター。2011年9月に「閃光ライオット2011」で1万組の中から審査員特別賞を受賞する。翌2012年にはソニーWALKMAN「Play You. Label」第1弾アーティストに抜擢され、山田貴洋(ASIAN KUNG-FU GENERATION)プロデュースのもと楽曲制作。2013年1月にアジカン山田プロデュースによる楽曲「始まりに」を配信リリースする。同年5月にはギブソン社傘下のギターブランド・エピフォンが片平を日本人女性初のエピフォンアーティストとして公認したことも発表され、大きな反響を呼んだ。8月にポニーキャニオンからシングル「夏の夜」でメジャーデビューを果たし、以降もコンスタントに作品をリリース。2014年8月には、亀田誠治、山田貴洋や喜多建介(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、安野勇太(HAWAIIAN6)、茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)、TOSHI-LOW(BRAHMAN、OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)らが参加した1stアルバム「amazing sky」を発表した。2015年12月には、東京スカパラダイスオーケストラのシングル「嘘をつく唇」にゲストボーカルとして参加。2016年1月に6枚目となるシングル「この涙を知らない」、2月に2ndアルバム「最高の仕打ち」、4月には7thシングル「結露」を発表した。2017年3月には東京・中野サンプラザホールと大阪・NHK大阪ホールにて初のホールツアーを開催。中野サンプラザホール公演の模様は8月に初の映像作品としてリリースされる。

2017年10月30日更新