カン・ドンウォンが邦画出演に意欲、是枝裕和や中島哲也にラブコール送る

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本日11月6日、「MASTER/マスター」の舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ 上野で開催され、キャストのカン・ドンウォンが出席した。

「MASTER/マスター」舞台挨拶に登壇したカン・ドンウォン。

「MASTER/マスター」舞台挨拶に登壇したカン・ドンウォン。

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カン・ドンウォン

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7年ぶりの来日を果たしたカン・ドンウォンは「カッコいいー!」「こっち向いてー!」と大きな歓声に包まれながら、客席の通路を通りスクリーンの前へと歩みを進める。そして好きな日本食に関する話題を振られると、「おそばやお寿司が大好き。とんかつ、天ぷらもです。好きなものがありすぎます!」とうれしそうな顔で話した。

カン・ドンウォン

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初の刑事役を演じた本作。見せ場の1つでもある激しいアクションについて、「大変危険な事故がありました。ガラスの破片が顔に飛んできて、顔を内側から3針、外側からは4針くらい縫ったんです。首にも破片が刺さって顔中に血が流れたので、引退しなければいけないかと思いました……」とコメントして観客を驚かせる。さらにイ・ビョンホンらと作品をともにした感想を「キム・ウビンとはすごく仲良くなれたんです。イ・ビョンホン先輩とは一緒のシーンは多くはありませんでしたが、すごく楽しく撮影ができました」と述べ、「イ・ビョンホンさんはとにかく集中力が素晴らしくて、勉強になりました! あと発声がすごくいいので僕もがんばらなきゃなと」と気を引き締めた。

MCから「今後仕事をしたい監督は?」と尋ねられると、日本映画に出演したいと明かしながら是枝裕和、中島哲也の名を挙げて「素晴らしい皆さんと作品を撮りたいと思っているので、心はオープンなのですが日本語の準備ができているかどうか……」とぽつり。「(日本語は)7年前よりはいいけど、まだ無理じゃないか」と日本語で不安を漏らした際には、観客から「大丈夫!」という声とともに大きな拍手が送られた。

ファンとの別れを惜しむカン・ドンウォン。

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最後にカン・ドンウォンは「『MASTER/マスター』以外にも、日本で公開していただけるのでは?という作品の準備をしています。『ゴールデンスランバー』や『人狼 JIN-ROH』など、日本の作品が原作のものもあるんです。来年もがんばりますので、たくさんの応援をお願いします」とメッセージを送る。続いて「ありがとうございます。お疲れ様でした!」とファンをねぎらいステージをあとにしようとするも、MCからフォトセッションが残っていることを告げられ、照れ笑いを浮かべた。

「MASTER/マスター」は、韓国史上最大規模の詐欺事件と言われるチョ・ヒパル詐欺事件をベースにしたクライムアクション。11月10日より東京・TOHOシネマズ 新宿ほか全国でロードショー。

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