コミックナタリー Power Push - ギャグ漫画家大喜利バトル!!2010

面白い奴だけ生き残る、年に1度のガチンコ試合 DVD発売を記念して、3人のギャグ戦士が感想戦!

誤字で笑い取ってるようじゃダメなんですよ!

──まだまだ行きますよ。3つめのお題はこちら!

お題
「まったく新しいスマートフォンが登場。どうスマート?」

 俺はね、ピョコタンの「ビデ」が良かった、「ビデ」が。

 あ、そうですか。ありがとうございます。

インタビュー写真

 デッサンが乱れまくってて、絵はまったくダメだけどね。僕は、おおひなたさんの「ワインとよく合う」ってやつが好きですね。あれはまさにスマート。良かったです。

 見ル野は「鼻息で飛べる」の“鼻”っていう字が良かったね。なんで下の部が“介”みたいになってんの(笑)?

 誤字で笑い取ってるようじゃダメなんですよ!

 違うよ。これはほんとに間違えてんだよ、俺!

 それはそれでダメだけどね(笑)。

──じゃ最後はナタリーの今後を占うかもしれないお題です。

お題
「音楽、コミック、お笑いに続く、日本中が震撼した第4のナタリーとは?」

 僕の「辛そうで辛くないちょっと辛いナタリー」は、おおひなたさんだったらこういうの出すんじゃないかな、っていう回答。

インタビュー写真

 俺はそんな回答しないよ。これ良いアイデアなら実際に次のナタリーになるんでしょ? 本気で行かないと。で「グルメナタリー」!

 そんなのすでにナタリーの会議で出てると思うんですけど、とっくに(笑)。

 見ル野さんは「ガードレールナタリー」とか「カマキリハンドルナタリー」とか、どっちも同じ方向性ですよね。僕はそういうニッチなとこばっか狙うの、認めたくないんですよ!

 それは一理ある。やっぱり大喜利戦士たるもの、多様なパターンの回答を出していかないとね。

 ピョコタンだって多様じゃないだろ、全然! 下ネタばっかで! あと、カマキリハンドルのチャリに乗ってる中学生が綱島には多いんだよ。

 そんなことどうでもいいんですよ!

他の選手の戦い方をもう一度研究し直すべきだね

──さてさて。急遽、大喜利をやっていただいたわけですが。感想をいただければと。

 ピョコタンはもう確実にダウン寸前だね。スタミナ切れで。

 いやいや、もっとやれた気がするな。もっといい回答を出せた気がする。ただ、自信満々にフリップ出してみたりもしたけど、やっぱダメっすね。前にごうさんが言ってたじゃないですか、自信満々すぎても寒いって。

 遠慮気味に出すのがいいのかも。DVD観るとわかるんだけど、カラスヤさんは司会の人の顔色をいちいち窺うって芸風を一瞬で作り上げて、会場を沸かせてたもんね。

 自分のキャラに合った出し方が重要なんですよ。ちょっと間抜けな感じで言ったり、声が裏返ったりすることで会場がドーンとウケたりすることもあったし。なかなか計算はできないけど。

 ま、今回のDVD観て、他の選手の戦い方をもう一度研究し直すべきだね。もう「第4回ギャグ漫画家大喜利バトル!!」の開催も決まったからさ。8月26日。

 スケジュール帳に日にち書いとかないと。

 お、予選勝ち抜く気まんまんだね? またピョコタンプロデュースでやればいいよ。見ル野はとりあえずもう、卒業でいいんじゃないかな。

 え、ちょっとちょっと! 勝手に決めないでくださいよ。

 けっこう出尽くした感があるでしょ。そろそろメンバーチェンジを。

 知名度ない奴が2度も決勝残ったら洒落ならないですしね!

DVD「ギャグ漫画家大喜利バトル!!2010」 / 2011年4月7日発売 / 2940円(税込) / 発売元:株式会社デイライト / 販売元:バンダイビジュアル株式会社

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人気ギャグ漫画家たちによる1対1のガチンコ大喜利対決「ギャグ漫画家大喜利バトル!!」。その第3回大会が、笑いの本場大阪に舞台を移し、2010年7月22日に開催された。新たな伝説の扉を開くのは、果たして誰なのか!? 白熱の本選全試合に加え、ピョコタンプロデュースによる予選大会「ギャグ漫画家大喜利サバイバル!!」のダイジェスト映像も特典として収録。

出場選手:うすた京介/江口寿史/おおひなたごう/カラスヤサトシ/とり・みき/見ル野栄司/村上たかし/和田ラヂヲ

<予選大会>

出場選手:大ハシ正ヤ/曽山一寿/ニシムラマコジ/ピョコタン/宮下拓也/堀道広/町田とし子/宮下拓也/見ル野栄司

実況:おおひなたごう

特別解説:西原理恵子、高須克弥(高須クリニック院長)