見取り図、「バイオハザード RE:4」に大興奮!PlayStation®5が僕らの本気を呼び起こす

見取り図が、PlayStation®5(PS5™)を体験!

2020年の発売当初は売り切れ続出、その入手困難ぶりもたびたび話題となっていたPS5が今、手に入りやすくなっていることをご存知だろうか? この特集では、見取り図が「バイオハザード RE:4」の体験版をプレイする様子をレポートし、改めてPS5の魅力を紹介する。「うわー!」と声を上げながら、撮影であるということも忘れかけるほどに熱中した2人。体験後のインタビューでは、この記事の“見出し案”も考えてもらった。

取材・文 / 狩野有理撮影 / 後藤壮太郎

いざ、PS5で遊ぶ!見取り図ゲームプレイレポート

PS5と人生最接近

PlayStation 5本体とこの距離まで“接近”したのは今回が初めてだという見取り図。盛山はかつてPS5の購入を試みたものの、やはり競争率が高く諦めていたといい、そのフォルムをまじまじと見つめる。それほどゲームをやり込んでこなかったリリーはゲームと言えば初代PlayStation®の“横置き”のイメージが強かったようで、縦置きスタイルのスタイリッシュな面構えに興味をそそられている様子。この本体や手にフィットするコントローラーを用いてのスチール撮影にも2人はノリノリで応えてくれた。

見取り図

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見取り図

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映像に見とれて主人公の話聞き逃す

PS5の特長は、現実と見紛うほどの映像美、3Dオーディオによるサウンドの立体感、プレイヤーに与えられるさまざまな感覚をその手で体感できるコントローラー、PlayStation®4からおよそ100倍もの読み込みスピードの速さ。果たしてそれらがいかほどなのか、見取り図が3月24日発売予定の「バイオハザード RE:4」の体験版をプレイしてレビューする。2人はスタートしたオープニング映像の質感、滑らかさ、音の重厚感に、「え、これゲーム?」「実写やん」とさっそく驚かされる。映像の迫力に圧倒されるばかりで主人公レオンが語ったこの世界の設定をうっかり聞き逃してしまう場面もありながら、字幕で紹介されたストーリーをしっかり読んで「大統領令嬢を救う」というミッションに繰り出した。

まずはリリーから「バイオハザード RE:4」に挑戦!

まずはリリーから「バイオハザード RE:4」に挑戦!

敵に襲われ息上がるリリー

まずは「バイオハザード」シリーズ初心者のリリーから挑戦。不気味さ漂う森に降り立つと、水たまりの反射、垂れ下がるロープ、そしてレオンが着ている革のジャケットの照り具合があまりにリアルで、上下左右に視点を変えて周囲を観察する。三人称視点(プレイヤーの後方からのアングル)に「カメラさんが後ろから付いてきてるみたい!」とロケ芸人ならではのコメントも飛び出す中、不穏な佇まいの一軒家を発見。恐るおそる中を探っていると、いきなり老年男性が襲ってきて……! 「こいつ怪しいと思っとってん!」と見ている盛山のほうが声を荒らげ、リリーに加勢。リリーは銃やナイフを駆使して撃退することに成功するが、「はあ、はあ……」とすでに呼吸に乱れが。

「はあ、はあ……」と呼吸が乱れるリリー。

「はあ、はあ……」と呼吸が乱れるリリー。

背後から襲ってきた敵と戦う主人公・レオン。

背後から襲ってきた敵と戦う主人公・レオン。

もはや友達の家と化した撮影スタジオで白熱!

ここで盛山にバトンタッチ。次々に襲い来る村人を銃や体術で退けて森を抜けると、ある村にたどり着く。そこでは狂気に満ちた村人たち=ガナードと呼ばれる多数の敵と戦うことに。銃、ナイフ、蹴りなど、状況やアイテム・弾薬の数に応じた戦闘方法を選択しながら窮地を乗り切らなければならない。弾切れかつナイフの耐久値もゼロになってしまったことにより、なすすべなく走って逃げ回る一幕も。しかし熾烈なガナードの攻撃をかわし切れず、「ああー!」と悔しがる声が漏れる。もはや“連れの部屋”の様相を呈するスタジオで、あぐらをかいたり立ち上がったりしながらゲームに夢中になる2人。クリアまであとちょっとのところまで来たものの、そこでタイムアップ! 「不憫や、レオンが……」と無念さをにじませながら挑戦を終えた。

村に入り、ガナードと戦うレオン。

村に入り、ガナードと戦うレオン。

攻撃をかわしきれず、悔しがる盛山。

攻撃をかわしきれず、悔しがる盛山。

見取り図
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PS5体験を終えて…見取り図インタビュー

初期「バイオハザード」の懐かしさと新しいゲーム体験の融合

──挑戦、お疲れさまでした!

盛山晋太郎 楽しかったなあ。1時間もやりました?

リリー あっという間やったな。

──1時間半ほどプレイしていただきました。

盛山 ほんまですか? 体感10分くらいでしたよ。クリアしたかったなあ……。悔しいです。まだ令嬢は囚われているわけですからね。助けてあげかったです。

見取り図

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──盛山さんは「バイオハザード」シリーズ経験者ということですが、この「RE:4」のどんなところが楽しめましたか?

盛山 中学校の頃にやった初期の「バイオハザード」から間ごっそり空いてから今回の「バイオハザード RE:4」だったので、タイムスリップしたような気持ちでしたね。「こんなこともできるんや!」ってすごい進化を感じました。見覚えある動作とかもあって、僕みたいに昔やっていた人は懐かしい感覚も味わえるし、新しい体験もできると思います。

──リリーさんはそんな盛山さんの戦いぶりを見ていかがでしたか?

リリー ちょっと攻撃が甘かったですね。

盛山 誰が言うてんねん! お前もっとヤバかったやろ!

リリー ちゃんと狙ってほしかったですね。最後、壁撃っちゃってたんで。「こいつなにやってんねん」って思いながら見てました。

見取り図

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──(笑)。リリーさんは「バイオハザード」シリーズを初めてやってみてどうでしたか?

リリー 単純にストーリーや設定が面白くて、このあとどう展開していくのか続きが気になりました。あと、レオンがカッコよかったですね。めっちゃ勇敢な男やなと。僕だったら絶対あんな敵がうようよいる世界に飛び込んで行けないです。ミッション断ります(笑)。

盛山 あの頼もしさ、地元の憧れの先輩って感じやったな。だからこそレオンには僕らの操作でカッコいい立ち回りをさせてあげたかったんですけど、リリーのレオンが……! 最後、おばちゃんにポンッと押されてゲームオーバーになってました(笑)。

リリー そっちのレオンもやろ! おばちゃんのシンプル右フックでやられてたやん。

盛山 右フックするおばちゃん初めて見たわ(笑)。面白かったのが、攻撃を食らったあと、すぐには走り出せないんですよ。ちゃんとダメージを受けているので。

リリー 体力が少ないと走るのが遅くなるしな。そういう細かい表現もリアルでした。

盛山 でも1時間半であれくらいできるってことは、ちょっとやり込んで、うまなったらもっともっと楽しいんやろうな。コツは掴みかけていたと思うので、早く続きをやりたいです。