昨日9月14日、東京・ルミネtheよしもとにて「
同ライブでは、ロバートが1998年の結成以来作り続けてきた膨大なコントの中から、3人が厳選した作品を披露。この模様は、11月27日に「ロバートベストコント作品集 1998~2013」というタイトルでDVD発売される。オープニングコントでデビュー年に作ったコント「転校生」を楽しそうにやり終えた3人は、単独ライブでは珍しいオープニングトークを展開。秋山は、「NSCで1回だけのつもりで組んだのに15年も」としみじみ語ると、「今日は愛着のある奴ら(コント)が揃ってます」とアピール。さらに長丁場になるということで山本が苦笑しながら「覚悟したほうがいい」と言い、「濃いやつを死ぬ気でやります」(秋山)、「濃厚なド豚骨」(馬場)と警告した。続けて秋山が「あれ? 言ってないの?」と馬場に話しかけると、馬場は「忘れた」とコソコソ話。山本が「どうしたの?」と尋ねると、突然「やーまもとひろしのートークショー」というジングルが流れ、「何これ!?」と山本は驚愕。山本はほとんどのコントで“山本役”のため、着替えが少なく楽だということで、幕間にトークショーをさせられるハメに。進行役に、元広島ホームテレビアナウンサーのラフレクラン西村を迎え、嫌がる山本をよそに決定事項として話が進んでしまった。
その後、2003年の「HIROSHI RECORD」、2005年の「地方CMソングライター」、2001年の「終電逃した時始発まで暇つぶしに付き合ってくれるプロ」など計11本のネタを熱演。「戦国の里 忍者ショー」は彼らが優勝した「キングオブコント2011」以来2年ぶりの披露となった。もちろん合間は「山本ひろしのトークショー」で、知られざる山本の魅力をたっぷりお届け。過去の写真で笑わせたかと思いきや、意外な特技ルービックキューブでは、1分間であと1面というところまで作りあげ、観客は大きな歓声をあげた。
途中10分休憩をはさみつつ、なんと3時間にわたったこのロバートの総決算ライブ。エンディングでは、この日一番頑張った山本に秋山と馬場も「今まで見たことがない山本だった」と目を見張った。立ち見でいっぱいの観客からも最後3人に万雷の拍手。終演後感想を聞いてみると、「生まれて初めてとんでもないカロリーを使いました。でもいいですね。コントが溜まったなって感じでした。もっといっぱい溜めて15年に1回やりたいです」(秋山)、「こんだけやることないんで、ほんとに楽しかったです。仕事してる感じがしました。久々に」(馬場)、「マジで今までで一番喋りましたよ。断トツで喋りました。しんどいですよー。単独ライブというよりもフルマラソンでした」(山本)と、全員笑顔で答えた。
DVDには、このライブの模様のみならず、これまで映像で残っているロバートのほかのコントも収録。封入特典は「ロバート秋山なりきりお面」、よしもとネットショップ予約特典は「からだものまねポストカード」、タワーレコード予約特典は「からだものまねポスター」となっている。なお、「山本ひろしトークショー」がDVDに収録されるかどうかは未定だ。
※記事初出時より、DVDのタイトルに変更がありました。
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