池田は0.1ch、品川＆しずる新サービス5.1ch「Live'Spot」体感

本日7月17日、神奈川・イオンシネマみなとみらいスクリーン8にて、KDDI株式会社新サービス発表会が行われ、品川庄司・品川、しずる、水沢アリーが、映画館での音楽LIVE配信サービス「Live'Spot」を実際に体験した。

これは、KDDIとイオンエンターテイメントが連携し提供する、映画館で音楽ライブの生中継を楽しむことができるサービス。映画館ならではの迫力の大画面と、5.1chサラウンドの高音質によって、ライブ会場さながらの臨場感で音楽ライブをライブ会場と同時に体験することができる。

イベントでは、司会からこの「Live'Spot」のメリットである「あきらめていたライブをリアルタイムで中継」「近くの映画館でライブを楽しめる」などの説明があると、品川たちが「おお」「すごい」と反応。続けて「空調、座席、設備すべてが快適」「ドリンク、スナック両手にライブに参加」という説明にはしずるが「まさに快適！」「喉乾くしね」と持ち上げると、品川から「ちょっと相槌が多いね……説明が聞きたいんだけど」とツッコまれた。

その品川は「大型スクリーンと迫力のサウンドで味わう臨場感」という説明に、「映画館っていうライブ会場より狭い空間だからこそ、5.1chが活きてくるんでしょうね」と、さすがのコメント。続けてしずる村上も「映画館で5.1chで聞けるのは魅力的ですよね」と合わせると、「池田は？」と相方に振る。「私が池田って言うんですけど……」と不穏な滑り出しで喋りはじめた池田は、「僕すごく喉乾くんですよ」と、流れと違う話を広げようとし、品川から「まとまってないね」とニヤニヤされて、村上が「まとまってない相方に気付けなかった僕が悪いんです」とかばった。さらに水沢が「今の2人の会話もいい感じで響いてる。スッとなってた」と、音にひっかけて見事な切り返しをすると品川は「確かに」と爆笑。「喋り方こそタメ口だけど、池田よりしっかりしてる」と水沢を褒めていた。

その品川は「同じスクリーンで観るにしても、DVDで後から観るんじゃなくて、生中継で、『何が起こるんだろう』っていう期待感がいい。臨場感と編集されたようなカット割りで楽しめるし、アーティストの表情も見ることができる。映画館の良さがある」と続け、「さすが監督」（村上）、「勉強になるね」（水沢）が絶賛。しかしそんな品川も「旬を過ぎた芸人です」と謙遜する場面も。そして、実際にその5.1chを2.1chと比較して体感するという話になると、なぜか池田が「ダメなときはダメって言いますよ」となぜか辛口批評家キャラに。これに会場が静まり返ってしまい、品川が「5.1chでスベるからね。池田は今のところ0.1ch」と笑いで空気を盛り返した。

改めてK-POPグループ・BOYFRIENDのライブ映像でその違いを体感してみると、全員「全然違う！」とビックリ。品川が「クラブと田舎のスナックくらい違う」と言うと周囲から「おお！」と歓声が上がったが、池田は「高級フレンチと豆」と例え、またも静寂が。しかし、「これって、観客の歓声は別チャンネルですか？ ちゃんとお客さんの感じが伝わってくる。ライブ会場にいるみたい。お笑いもそうですけど、声があると全然違う」（品川）、「曲と歓声のバランスもすごくいいですよね」（村上）と、トークは順調に進行。そして水沢がライブ映像に乗せてノリノリだったとMCが指摘すると、「池田はノッてたの？」という話に。「ノッてましたよ！」と池田がムキになると、水沢は笑顔で「りょうかーい」と処理。池田がスベるたびに「りょうかーい」が流行してしまった。

その後も「ライブよりリーズナブルだし、デートの時こういうモールではその分ご飯も一緒に食べて帰れる」「ライブの予習とか復習にもいいよね」「アンコールが変わってたとか知りたい」と品川と村上は大盛り上がり。このままイベントがまさに終わろうとMCが喋りはじめたところ、池田の「勉強になった。お金払わなきゃ」という発言がかぶってしまい微妙な空気が。品川からは「お前さー」と最後のツッコミ。村上からは「これが池田ピリオドです」と状況説明がなされたが、そんな4人のやりとりに会場は終始笑いが起きていた。

この「Live'Spot」サービスは今後、8月8日に全国8劇場で「劇場版きゃりーぱみゅぱみゅ」のワールドプレミア試写会、8月15日に全国約60劇場にて「JUJU JAZZ TOUR 2013 ～DELICIOUS 2nd Dish～」ファイナル公演のライブビューイングなどを予定。観覧は応募抽選となる。詳しくは「Live'Spot」オフィシャルサイトにて確認を。