昨日2月26日、東京・草月ホールにて
これは、芸人やアイドル、プロレスラーなど、ジャンルを超えて出演者たちが戦う「カードバトルイベント」。2011年9月の始動以来、数々の名勝負が繰り広げられてきた。出演者達は有名人の写真が載っている「スターカード」を使って、ステージ上のゲームデッキにスターを“召喚”。彼らにどんな攻撃をさせたら面白いかを、攻撃の言葉が記載されたもう1枚のカードとの組み合わせによって追求していく。
今回も約2時間半にわたり、ワンマッチ方式で全5戦を実施。第1戦は、これまでスタモンでその破壊力を見せつけてきた男色ディーノに、同じピンク色の装いでどことなく似たような匂いを漂わせる
その性的な趣向にまつわる苛烈なやりとりで早くもトークはヒートアップ。対戦そのものは「スタモン」では不利と言われる後攻を特に狙いもなく選択したにもかかわらず「とある大物ロックスターによるWebでの善行」を繰り出した春日が勝利した。春日は「さすがの春日も動揺しました」と後攻を選んだことを反省。ディーノは「強かった!」と素直に完敗を認めた。なお対戦後、ディーノからの要求によって2人は熱いキスを交わし、仲良く肩を寄せて退場している。
第2戦は女性アイドルグループ・BiSのプー・ルイと
「新旧コント師対決」と名付けられた第3戦は、
出演者自ら「抱腹絶倒面白対決」と銘打ったのは、第4戦のせきしろvs
ラストの第5戦は「スタモン」のトーナメントで優勝をしたこともある女性アイドルグループ・℃-uteの中島早貴と、「スタモン」の元祖ともいえる「落合記念館ゲーム」時代からイベントに出演していた
この対戦は、2人が破壊力の強いカードの組み合わせを途切れることなく連発し、山里からも「この乱打戦すげぇ!」と驚嘆の言葉がつい漏れるほどの好ゲーム。ハイクオリティな攻撃でポイントの削り合いとなった挙げ句、勝利を収めたのは「とある尼僧」を効果的に配置した中島だった。ときおり小さなガッツポーズを見せながらも終始冷静にカードを出し続け、もはや王者の貫禄すら漂わせる中島は「前回のスタモンでも、私はだいぶこの方のお世話になった」とその尼僧について独特の言い回しで感謝を述べ、客席を大きくどよめかせる。山里が「この強さ、王者たるゆえん!」、亮も「最後にこのカードを取っておいた、というのがセンスを感じる」と認めるほどの圧倒的な勝ちっぷりだった。
エンディングでは、ほぼ全出演者が顔を揃える中、平子が「このゲームを俯瞰的に考えたとき、人生をがんばってきた先に、こうしたゲームのカードにされる。得てして懸命に生きてきた人達。真剣に生きてる人って面白いんだな」とクールな総括。最後には「痛みに耐えてよくがんばった! 感動した!」と往年の名ゼリフをそのまま叫んだバッファロー吾郎Aが、山里に「何してんだよ、もう!」と指弾されながらの陽気な幕引きとなった。
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山里 亮太 @YAMA414
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