同世代対決、人力舎ライブ「Spark！」でベストネタ

昨日1月31日、東京・渋谷シアターDにて人力舎ライブ「Spark！コロッセオ『同期で（同世代で）いちばん面白いのは誰だ!? ベストネタコロッセオ』」が開催された。

プロダクション人力舎が主催する「Spark！」は、人力舎所属芸人を軸としたお笑いライブ。Spark！メンバー40組がネタやコーナーなどを通じて実力を培う最前線の場となっている。会場は今月より西新宿から渋谷に移動。今週から4日間それぞれのカラーを打ち出した公演にリニューアルした。

4日目の昨日はキングオブコメディ高橋がMCとなり、他事務所からのゲストを交えてさまざまな世代でネタバトル。その前にオープニングには、ゆってぃ、エレファントジョン、そして昨日「R-1ぐらんぷり2013」決勝進出が発表されたばかりの田上よしえが登場した。田上は「ようやくですからね。未知の世界」と喜びと戸惑いの感想。その知らせが来た瞬間、密着カメラが撮影する中、バイトで世話になっている千原せいじに連絡しようとしたところ、田上の結果が気になっていたゆってぃと東京03飯塚からちょうど電話がきたというエピソードを明かした。

最初の対戦は去年2012年8月にダメジンを解散しピン芸人になったばかりのみつはる対リトレイン。海外留学経験のあるリトレイン速水は「この対決に勝って（人力舎の新ライブ）『ギャンブル6』に入りたい！」と強い意気込みを見せるも、高橋から「まったくアメリカらしさを持ってこずに帰って来たな」とぼやかれた。

どぶろっく、のんたなか、ジプシーダンスの対戦では、どぶろっくの思い切りのいい下ネタソングに高橋も思わず苦笑。しかし本人たちは「卒業シーズンに合わせたアーティストネタを用意した」と特に疑問はない様子だった。ウエストランド、ドリーマーズ、風人雷人は全員同じ年という3組。最後は、ゆってい、田上よしえ、エレファントジョンの対戦で、それぞれがしっかりネタで会場を笑わせた。

集計の結果、最初の対決はみつはる、続いてはどぶろっく、ウエストランド、エレファントジョンがそれぞれ勝利。エンディングでは、なぜかどぶろっく江口から「先輩と後輩の間に距離がある。先輩から歩み寄って」と勝手に総評が。その後、エレファントジョン森枝が活き活きし始めたり、エレファントジョン加藤と高橋のイジり合いがちょくちょく見られたり、速水が最後まで「ギャンブル6」を諦めきれなかったりと、終始賑やかだった同ライブ。最後には田上にサプライズで「R-1」激励の花束も贈られた。2月公演の詳細は、人力舎オフィシャルサイトに今後掲載。次回のラインナップもお楽しみに。