来年2013年4月13日に東京・丸の内ピカデリーほかにて全国公開される映画「舟を編む」に、
本作の原作は三浦しをんによる同名の小説。辞書の編集部を舞台にしたエンターテインメント作品として大きな話題を集めている。監督は「川の底からこんにちは」で国内外から注目を浴びる石井裕也。松田龍平と宮崎あおいが主演を務めるほか、オダギリジョーら豪華キャストが集結する。
又吉は辞書の装丁デザイナー・上田役で、本編に登場する辞書「大渡海」のデザインを担当。お笑い界随一の読書家として知られ、自宅にも多くの辞書を保有するという又吉が、本作でどのような演技を見せるのか、ぜひ注目しよう。
ピース又吉のコメント
辞書を読むのは好きですね。家に国語辞典だけで4、5冊あります。ほかに類語辞典、地名辞典とかカタカナ語辞典とか。今のコンビ名のピースも、なかなか思い浮かばなかったので、カタカナ語辞典で適当に開いて指さした単語にしようと思ったら“スカベンジャー”って出て、「響き良いな」ってなったんです。でも意味を見たら「ウジ虫」って書いてあって、「絶対あかんやん」ってやめたんですけど。ほんとに日常的に辞書は引いてきました。ただ辞書作りの人のことまでは考えたことなかったので、すごい面白いなと思いましたね。
辞書作りって、共通認識を作っていく仕事なんですよね。「アイス食べたいけど、太るからどうしよう」みたいな、言葉では言い表せられない、“精神内部で感情がぶつかり合うこの感じ”って思っていたら、「それ“葛藤”やで」って、みんなが一発でわかるように言葉を決定していくイメージ。言葉にならない感情を言っていって、横から言葉にしていくっていうものだと感じました。
松田さんとオダギリさんは、やっぱり雰囲気があって声が心地よかったです。
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- 映画『舟を編む』公式サイト | 2013年4月13日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
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お笑いナタリー @owarai_natalie
ピース又吉がデザイナー役、辞書編集描く映画「舟を編む」 http://t.co/Sr33qDHM