ハリセンボンがディズニー映画の声優に挑戦

昨日10月3日、映画「フランケンウィニー」声優発表会見が行われ、ハリセンボンの2人が登場した。

同映画は「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」「アリス・イン・ワンダーランド」をはじめ、ユニークでファンタジックな世界観とイマジネーション豊かなビジュアルで世界中の映画ファンの心をとらえ続けるティム・バートン監督の最新作。孤独な少年ヴィクターと“禁断の実験”によって甦った愛犬スパーキーとのピュアな愛が街中に大事件を巻き起こす、ちょっと奇妙で心沸き立つ冒険ファンタジーとなっている。そしてこのたび、同作の日本語吹き替え版の声優にハリセンボンが決定。主人公ヴィクターの通う小学校の体育の先生役を担当するのは近藤。「この役は私以外にいない！」と、アフレコ現場でも役になりきりジャージ姿で収録するなどほど、大変な入れ込み具合だったという。しかしジャージからはみ出る腹と数テイクで汗まみれになる体力には不安も。そこでこの会見では「体育の先生役に相応しいのか？」を立証するために、体力測定にチャレンジ。一方、相方の箕輪は主人公のクラスメイト役で声優として参加しており、禁断の実験によって蘇ったスパーキーにちなみ、“蘇り”に挑戦した。

赤いジャージで登場した近藤は司会から“ママさんバレーの人”に間違われ、「ママさんバレーじゃねーわ！ 息子いねーわ！」と激しくツッコミ。しかし「ディズニー映画の声優ができるなんて夢のまた夢。しかも巨匠ティム・バートン作品」とすぐに笑顔になって感激した。一方、近藤の後ろには怪しい棺桶が。「怪しい……まさか」と言いつつ開けてみると、中から箕輪が見事に蘇生。「いや怖いわ！ 何してんの？」とツッコまれると、「蘇り感には自身がある。この中落ち着く」とにこやかに答えた。箕輪が蘇りに成功したということで、今度は近藤が体育教師にふさわしいか体力測定をすることに。「仲間由紀恵さんよりジャージしっくりくる」と言い張った近藤だったが、実際は「確かにはるかのおかげでこの仕事もらえたと思う。はるかはイラストと並んでたらどっちかわからないくらい。ある意味3D」と認め、しぶしぶ体力測定を受け入れた。

ところが腹筋の回数は1回、反復横跳びは34回と、9歳女子の平均以下。息も切れ切れの近藤は「本格的な運動会の曲止めて……恥ずかしいから……」とグッタリした様子で、「なんでこんなこと……ティム・バートンに届くの？」と声にならない声で訴えた。それでも「声優やらせてください、最後まで」と懇願。それでも「水とかくれないの？」とツッコミも忘れない中、今度はこの2人どちらが「フランケンウィニー」の声優としてふさわしいのか、主人公の愛犬スパーキーと同じ犬種のブルテリア種キャンディが決めるという企画に挑戦した。まずは2人が実際に映画の中で言うセリフを再現。近藤は「ストライクワン、ストライクツー」と言うと、箕輪が「野球やってるだけあって違いますね」と褒めるも、「野村監督じゃねーわ！」と近藤からツッコミが。今度は箕輪が「はあ！ 怖いい」と言うと、そのリアルな演技に近藤は言葉を失くしてしまった。すると判定方法は、2人が餌を持ち、キャンディが寄って来た方の勝利と聞き、思わず「今のなんだったの？」「食欲次第じゃないの？」と箕輪までもがツッコミ。結果はキャンディが2人の餌を食べ、2人とも胸をなでおろした。映画は12月15日（土）、3D / 2D同時公開。