昨日9月27日に「熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん」(ABC)の収録が行われ、ゲストに
かつて八方と明石家さんまのコンビで人気を博した同番組。現在は
しゃかりき駐在さん出演者インタビュー
――出演の感想をお願いします。
月亭八方:こういう若い方の中に、自分がまた出てるということの喜びですね。それも懐かしい駐在さんの格好で出てるのがなんか不思議でしたね。親子共演はそんなに珍しくないんでね。八光の歳も30半ばなんで、全然気にもなりません。実際、どうするかとか、もともと気にしませんからね(笑)。
月亭八光:小学校の1、2年ぐらいのときに、ほんまに昔のなんば花月に見に行ってたんで。途中、一景と二景の間とか、(明石家)さんま兄さんに小さい僕がお茶とか持っていって。「八方兄さんの子供やねん」言うて、お客さんがワァーみたいな。駐在の格好を見ると、そういうのを思い出しますね。そのときの親父の歳と一緒ぐらいになって、今うちの子供が、ちょうど小学校1年になってるんで。というと、あっという間というか、不思議な感覚ですね。でも、今日はアドバイスを1個もらったんですよ。この世界に入って、初めてですよ。「セリフ忘れたときにどうする?」って言うと、「一歩下がる」と。自分かどうか判らんときは、下がったら誰か出しゃばりな人間が責任をかぶってくれるという。ええアドバイスを聞きましたので、これからは忘れることが怖くなくなりました。
――キングコングから見た八方・八光親子は?
西野:ほんとに楽屋とかでも仲いいんですよ。八光さんのスケジュールを2人で見てニヤニヤしてて。隣に座ってiPad見てるんですよ。友達みたいで羨ましいなと思いましたね。
梶原:今日の八光さんは、今までで一番頑張ってたと思うんですよ。たぶん八方師匠が来られるから、セリフを覚えてたんとちがうかな。いつも全然覚えてないので。いつも覚えとけと思いますよ。でも、微笑ましかったですね。2人が抱き合うシーンは、何してんねんと思いました(笑)。
――八方さんと八光さん、親子で抱き合ったことは?
八光:1回もないですね。
八方:初めてです。実際私生活でないですから。だからといって、オッていうのもなかったしね。
――八方師匠、息子さんの駐在姿を見ていかがですか?
八方:有難いと思いますよ。息子も僕も苦労も努力もせんと、よう仕事があるなと思って。この前言ったんです。「お前、気をつけよ。お天道様は公平やから、わが一家の誰かにバチが当たるぞ」と。
八光:また、それが自分ら2人やと思ってないんですよ(笑)。
――八方師匠が「さんまの駐在さん」で、一番覚えているエピソードは?
八方:あのときはね、芝居の前に、さんまくんと2人で漫才とはいきませんが、やりとりするんですね。ネタふりは全部僕になるんで、息子、娘、嫁と家族の話題から入ってましたね。だから、「アホちゃいまんねん、パーでんねん」てあるでしょ。あれは、家で息子に「お前アホか」て言うたら、「アホちゃいまんねん。パーでんねん」て、こんなこと言うねんと。そしたら、さんまくんがフジテレビでそれを使って。「兄さん、使いましたで」と言って、なんぼだったか使用料をもろたんですよ。
――お客さんの雰囲気は、昔と比べてどうですか?
八方:そら全然違いますね。空気が若い。我々の頃はなんば花月でやってましたからね。年齢層が高かった。今日は笑い声が元気でした。
熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん
ABC 2012年10月14日(日) 12:00 ~ 12:55
<出演者>
新任の駐在 キングコング西野 / 新聞記者・西野の同級生 キングコング梶原 / コンビニ「5upマート」の店長
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- 朝日放送|しゃかりき駐在さん
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