吉本興業の芸人養成所・NSCを今春卒業したルーキーたちがネタで競う公演「大ライブ2025」が昨日5月13日と本日5月14日に東京・浅草公会堂で行われ、NSC東京校30期生のコンビ・シネマ特区がチャンピオンに輝いた。
これまで「大ライブ」は卒業直前の現役NSC生が1年間の集大成として出演する催しだったが、今年からは1年目の芸人たちのお披露目ライブという形に。5月14日の決勝では、
予選を通過した全12組が3分ネタを披露し、作家の遠藤敬、野々村友紀子、藤田曜も含む審査員たちが採点。シネマ特区は会社を舞台にしたコントで客席に大きな笑いを起こし、2位となったトリオ・照山おうちごはん、すでにプロとして活躍しているドンココらを制して優勝した。フリーでも舞台を経験してきた嶋田と今もサラリーマンとして営業で働く和深(わぶか)がNSCで結成したシネマ特区。ネタは和深が書いており、本日の優勝ネタも会社での経験が生きている様子だ。本日の優勝で2人は各劇場や吉本制作番組への出演権などを獲得した。
ライブ後の囲み取材では、吉村、田所、石田、佐藤も出席する中、嶋田が「ヘラヘラしただけでここまで来た」と優勝の実感がない様子。和深は「まさか優勝するとは。“大まくり”」と驚いてみせた。田所もNSCで講師を務めており「僕の授業に出てくれた。うれしいです」と教え子の活躍を喜ぶ。理想とする芸人像を取材陣に聞かれると、和深が「シソンヌさん。将来、単独でごはんを食べられるようになれば。ネタを一生やっていきたい」、嶋田が「見取り図の盛山さんみたいに高い声でツッコミをできれば」と回答。「大ライブ」の次の目標については、和深が「出られる賞レースは全部出て勝ち上がりたい。直近だと『UNDER5 AWARD』の決勝」と意気込む。嶋田は「体当たり系のしんどい仕事がしたい」と言うが、その口調や態度が佐藤や吉村から「お前はずっと嘘くさい!」とツッコまれ、石田にも「スタンスが(相方の)井上に似てる(笑)」と指摘されていた。
来週5月29日(木)には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールでも「大ライブ2025」が開催され、NSC大阪47期卒業生、NSCエリア校卒業生らが出演する。
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小川敏輝(ゆず茶) @toshikitakayuki
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