バカリズム“ほぼ”監督に手応え、いとうせいこうと映画話

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本日9月17日、都内にて開催された「第5回したまちコメディ映画祭in台東」で、バカリズムが“ほぼ”監督を務めた映画「バカリズム THE MOVIE」が特別招待作品として上映された。

「第5回したまちコメディ映画祭in台東」で上映された「バカリズム THE MOVIE」の“ほぼ”監督として登壇したバカリズムと、いとうせいこう(左から)。

「第5回したまちコメディ映画祭in台東」で上映された「バカリズム THE MOVIE」の“ほぼ”監督として登壇したバカリズムと、いとうせいこう(左から)。

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「したコメ」の愛称で親しまれているこの催しは本日が最終日。映画は東京・浅草公会堂の大スクリーンにて上映され、客席からは頻繁に笑い声が聞かれたほか、上映後の場内には温かい拍手が沸き起こった。

上映前にはバカリズムと、このイベントの総合プロデュースを担当するいとうせいこうの2人が登壇し、約20分にわたってトークを展開。「どうしてもバカリズムを監督として呼びたかった」と挨拶したいとうは、自身が出演していたテレビ番組でコンビ時代のバカリズムが前説をしていた話や、日本武道館でのライブの前説に自身の意向でバカリズムを起用した話などを披露し、2人の意外な接点を明らかにした。

あくまでも自身の肩書きを“ほぼ”監督と言い張るバカリズムは、その理由を「もともと映画に興味はなく『バカリズム THE MOVIE』はバラエティ番組として出演していた。本当に映画を撮ることにはなったが自信がなかった」と告白。いとうは「どうしてそこに保険かけるの? 謙虚すぎる!」とその特徴的な肩書きにあらためてツッコミを入れた。とはいえ、映画自体は今年2012年5月より公開されており、バカリズムは「お客さんの評判もいいので大丈夫かな」と手応えを感じている様子。さらに「毎年『寅さん』みたいな感じで続けていきたい」と大胆な野望も語り、これにはいとうも「デカいことを言い出したなー!」と驚いていた。

本作は今週末9月22日(土)より、バカリズムの地元・福岡のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13でも公開。1週間にわたって1日1回のペースで上映される。初日にはバカリズムの舞台挨拶も開催。気になる人は公式サイトおよびTwitter公式アカウントで詳細を確認しよう。

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