今週末9月9日(日)より、なんばグランド花月にて「吉本百年物語」9月公演「焼け跡、青春手帳」の上演がスタート。この舞台で一番芸歴の浅い芸人、ジャンがその見どころを語った。
ジャンはNSC東京16期生で、今年2012年6月にコンビ・カフェオレ牧場を解散。現在は在学中から活動している“歌って踊って笑いもとれる”イケメンユニット・L.A.F.U.のメンバーとしてライブなどに出演しながら、相方を探している。また、フランスのパリ出身で、青山学院大学経営学部の学生という異色の経歴。今回はその見た目を活かし、アメリカの進駐軍役として舞台に出演する。
「セリフはもちろん英語なんですが、僕、英語喋れないんです(笑)。フランス人なのでフランス語は喋れるんですけど。今のところセリフは『Yes』です」と語ったジャン。戦後の日本については大学受験で勉強した世界史レベルということだが、「日本史を勉強してたらまた違った見方になっていたかもしれないです」と、今回の舞台背景について興味津々の様子だった。稽古場の雰囲気について尋ねると「みなさん早めに入って練習したり稽古したりしてて。あと、休んだ方の代役をやったり教え合ってるところを見ると、みんなで支え合ってる舞台なんだなと思います」とコメント。「セリフはないんですが、1個1個全部吸収して成長できるかというのを意識してます」とやる気を見せた。
同舞台は
また、大阪にはL.A.F.U.の公演で一度行ったきりで、その際は「たこ焼きを食べることができなかった」と後悔しており、今回リベンジに燃えているジャン。L.A.F.U.の活動もあり、東西NSCの交流ライブに参加したことがなく、大阪の同期に1人も知り合いがいないと嘆いたが、5upよしもとなどの観劇は予定している。さらに、以前来たときに観た関西ローカルの番組に衝撃を受けたそうで「映るチャンネル全部芸人さん出てて『うわー!すごいな!』って。朝の番組からロケから」と興奮。「今回は時間がある限りテレビつけとこうと思ってます」と楽しみにしていた。
「ほんとにこれが戦後直後の話なのかなっていうくらい人の活気や熱が感じられる」とジャンが感じた今回のストーリー。吉本せい没後の昭和25年、花菱アチャコがラジオドラマで一世を風靡する、日本のお笑いの新たな1ページをぜひお見逃しなく。公演は9月30日まで。開演時間、休演日などの詳細は「吉本百年物語」オフィシャルサイトで確認を。
ジャンコメント
僕が言うのもなんですけど(笑)、この舞台で、日本人の信念と言うか、心の奥底に人を動かすすごいエネルギーを感じることができます。豪華な出演者ばかりなので熱くなりたい方はぜひ観に来てください。あと、黒谷友香さん非常にきれいです。
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