9月14日(金)、渋谷・ヨシモト∞ホールにて「RGのヘルタースケルター ~RGがHGの前で相方をとっかえひっかえして嫌がらせをする夜~」が開催。
あるある、80年代洋楽、K-POPなどで個性を発揮し、徐々に人気の幅を広げてきたRG。しかし今年2012年に入り解散をかけてまで相方HGとの漫才を望み、そのためのさまざまなイベントを行ってきた。その甲斐あって、先週見事「THE MANZAI 2012」認定漫才師に決定。決勝目指してここからラストスパートをかける。ところが、RGの活躍に常に寄り添い、バービーボーイズをはじめ、さまざまなコラボを行ってきた鬼奴がこれに猛反発。今回、我慢の限界を超えたということで、イベントを通じてRGの真の才能を世間に訴える。
インタビューでは、机の下で足をブラブラさせ靴を探しながらけだるそうに口を開いた鬼奴。認定漫才師になり絶好調の様子の
椿鬼奴(桃井かおり風)コメント
――このイベントを決めた理由は?
まあレイザーラモンさんがね、認定漫才師に認定されたって聞いたけども。Rさんをね……見てらんないの。心配でね。Rさんはねえ、昔のあたしなのね。あの子が、自分の持ち物であるものなんて、目ん玉と爪と耳とアソコくらい。全部改造したのあたしなの。私が手塩に育てたRさんを、その前からコンビ組んでるからって、いい気になってほしくないって、Hさんに思ってます。
――確かに、バービーボーイズなど、2人で一緒に階段を上がってきた印象はあります。その成果は決してHGさんのものではないと。
バービーボーイズも洋楽も私が改造してここまでにしたの。だからこそ今のRさんがある。RさんのRは、りりこのRですから。
――それまでのRGさんは本当のRGさんじゃないということですか?
そう。妹見たでしょ? 昔あんなだったから。妹っていうのは、Hさんがブレイクしたあとに、苦肉の策でスティーヴィー・ワンダーの恰好でネタやってた昔の姿のこと。上京したてのりりこはああだったのよ。あれが、どんどんピンクの着物が似合う小綺麗な子になって。好楽さんの羽織とかね。
――RGさんはそれが鬼奴さんのおかげでもあるということを忘れていると感じてますか?
そうね。Rさんは独り立ちしてると思ってたので、まさか「THE MANZAI」出るとは思ってなかった。もうそこから。ちょっと調子に乗ってる。Hさんも、りりこの昔の側面でRさんを見てると思うから、そうじゃないRさんの姿を見せつけてやらないと。「1回漫才なめたくらいで調子にのってんじゃねえよ!」って寺島しのぶさん、あ、Hさんには言いたい。
――今回たくさん出演者の方がいるのは、鬼奴さんとRGさんができることを見せつけるだけでは、HGさんに響かないのではという思いからですか?
そうですそうです。Hさんというか寺島さんも、私の会社でやってるってことは薄々はご存じだと思いますけど、うちの手持ちがりりこだけじゃないってことをね。りりこと組んでできるのはほかにもたくさんいるって見せしめてやろうと思います。
RGのヘルタースケルター ~RGがHGの前で相方をとっかえひっかえして嫌がらせをする夜~
日時:2012年9月14日(金) 21:15開場 21:30開演
会場:東京・渋谷ヨシモト∞ホール
料金:前売1500円 当日1800円
出演者:レイザーラモン / 増谷
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