「フランス映画みたいなもの」ドランクが鬼ヶ島DVDコメント

9月26日に鬼ヶ島のソロDVD第2弾「鬼ヶ島 単独ライブ『地獄への通学路』」が発売。鬼ヶ島、ドランクドラゴンによる副音声特典の収録が先日行われた。

ドランクドラゴンはまず2人だけで「運動会」にコメント収録。「斬新だよね」と感想を語りつつも、鈴木が鬼ヶ島を分析し説教。鬼ヶ島をかばっていた塚地も最終的には鬼ヶ島と鈴木に淡々とダメ出しをし始め、最終的にはドランクドラゴンの2人がDVDのネタ関係なく鬼ヶ島を非難していた。「スタディボーイ」では2組一緒にコメント収録を行ったが、いきなり塚地の東京03絶賛からスタート。その勢いのまま鬼ヶ島にダメ出しが始まると、今度はアイアム野田の改名にも言及、さらには野田のダメエピソードまで暴露する始末だった。

収録後には「正直ネタを全然見てない。なんだったのかあれは。今日は何の仕事だったのか」と怒り気味のドランクドラゴン。「こんな仕事は初めて。コメント収録でここまで見なかったことはない」と、解説しづらいネタの数々に憤った。収録されたライブが「キングオブコント」決勝後ということで、塚地は「KOC直前に『○○な話』で若手芸人を紹介する機会があったのでここは鬼ヶ島だと。そしたら、僕が推薦したネタと違うネタを披露して本番ダダスベり。KOCで印象悪くなったらやばいと思ったので『これは漫才だ』と必死でフォローしましたよ。あんな焦った仕事はなかった」と鬼ヶ島についてコメント。決勝当日は何人かで集まってテレビを見ていたそうで「東京03、キングオブコメディが優勝するとき、そのサクセスをみんなで見てて『うおー！』って盛り上がってきたんです。で、鬼ヶ島の2本目始まった瞬間に、東京03・飯塚さんとかゆってぃさんとか、みんな静まり返っちゃって……」と語ると、鬼ヶ島は「もう止めてもらっていいですか!!」と塚地の口を封じた。

鬼ヶ島については「よそのお笑いとは異質感を放ってる。正しいネタをたくさん見たあとに鬼ヶ島をみると楽しい感じになる」（塚地）、「デザート的なね。彼らをメインと思わないでほしい」（鈴木）と評価。DVDについても塚地が「これを先に見ちゃダメ。単館映画観たあとにメジャー映画観るとやっぱりメジャーはすごいってなるから、メジャー映画を観たあとに単館映画を観てほしい。ちゃんと単館映画の良さはありますから」と言うと、鈴木から「フランス映画みたいなものです。最近若手が鬼ヶ島のネタの雰囲気をパクるそうなんですけど、まずメジャーをパクれよ！」とメッセージが送られた。

発売当日は、「キングオブコント2012」の決勝シーズンと言うこともあり、野田は「今年も決勝行きたいですね」と意気込み。「なんとかKOCで3位になって、このDVDがバカ売れしてほしいです」（大川原）、「3位になって1500枚は売りたいよね」（和田）と、控えめな望みを掲げた。コンテンツリーグでは同DVDの発売記念特典なども発表予定。詳細はオフィシャルサイトで随時確認を。