12月17日、18日に東京・座・高円寺2にて「第二回
「キングオブコント2011」の活躍で知名度が飛躍的に上がった鬼ヶ島。今回の単独ライブは即日完売とあって、グッズも初日から野田缶バッチが完売するなど大盛況となった。
舞台では恐怖をあおるオープニングVTRに始まり、学園ものの新作コントを6本披露。妖怪らしき見た目のもの、不気味な能力を使う生徒、非道な教師など、世にも恐ろしいキャラが続々と登場し、スポ根、恋愛、友情など、あらゆる展開の学園ドラマを紡いでいった。合間のVTRでも目を覆いたくなるような恐ろしい現実が次々登場。外来種、呪いのビデオ、地獄ショッピングなど、見てはいけない鬼ヶ島の姿が写し出されると、会場は終始悲鳴にも似た爆笑に包まれた。
エンディングでは、初っ端から噛んでしまった和田とそれに続いて噛んでしまった野田がおおかわらにしっかりと頭を下げて謝罪。愚痴に火が付いたおおかわらも「体力が」と言い訳する野田を本気で叩いたり、「ボケろよ!」とツッコんだりとヒートアップし、最後までバタバタする3人に観客も笑いを堪えきれない様子だった。
来年2012年1月25日にはDVD「恐怖学園」が発売。こちらには人気のコント「呪われた人形」や「悪魔のぬいぐるみ」などが収録されているほか、キングオブコメディ、ドランクドラゴン鈴木、マシンガンズによるコメンタリー副音声もついている。
鬼ヶ島インタビュー
――単独を終えられた今の感想は?
野田:おおかわらくんは思うこといろいろあるんじゃないでしょうか。
おおかわら:いや、最後、良く終わりたかったなと(笑)。正直言っちゃうとね。
和田:俺、前回の単独もそうだったんです。最後にボロボロに噛んで。
野田:あ、そうだそうだ。
和田:それまでは結構うまくいってたのに、最後いつもミスするんです。オープニングのセリフをちょっと変えたっていうのはあります。それでバーッっと緊張しましたね。
おおかわら:今日の昼の回はすごく調子良かったよね。最後はより後悔のないよういけたらなと思ったんですけど。
和田:後悔はないですけどね。
おおかわら:後悔しろよ、だからまた繰り返すんだよ。
野田:俺は、言い訳する感じになっちゃいますけど、ほんっとーにね、体力がなかったな。それだけだなぁ。
おおかわら:もうだから単独できないですよね。この量でできないって言われたら。野田くんからそういう発言が出たんで残念です。そんなマイナスなこと言われちゃったら。3回目を観に来たお客さんに失礼だよね。
和田:そうだよね。
野田:……。
――鬼ヶ島ファンの熱い声援を感じましたか?
おおかわら:こんなにお客さんが来てくれたってことに泣きそうになりますよね。僕、オープニングでちょっと高いところから客席が一望できるんですけど、パッと明るくなったときにグッときました。
和田:客層も広かったよね、前より男の人が増えたし。嬉しいです。
野田:男の人多かった気がしますね。
和田:俺、今言った。
野田:……。
和田:あのオチで笑ってくれるのか、とかありましたね。
おおかわら:みなさんの期待に応えられてたら嬉しいですけど。甘やかしてもらってるなと。
――次回の単独ライブはエンディングで5年後とおっしゃってましたが。
おおかわら:あれはもうジョークです。3年後。
野田:いやぁすごいな。ボケますね。
おおかわら:すいません、野田くん疲れてるので、もうボケられないんですよ。
和田:うちのボケがほんとすみません。
おおわから:俺らは本当に面白い記事にしてもらいたいから。
和田:野田はサービス精神がちょっとね。
野田:いや……あの……。
おおかわら:お、ボケる? ボケるぞ。
野田:まだ、帰国して間もないからさ。
おおかわら、和田:……ありがとうございました。
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