しずる村上&ニブゴ宮地の「サニー」論が白熱、関町も合流

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昨日7月20日、東京・新宿武蔵野館にて韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」(配給:CJ Entertainment Japan)の上映後にトークショー「オレたちのサニー!」が行われ、しずる村上とニブンノゴ!宮地が登壇した。

韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」上映後のトークショーで熱い「サニー」論を展開したニブンノゴ!宮地、しずる村上と、途中から急遽合流したライス関町(左から)。

韓国映画「サニー 永遠の仲間たち」上映後のトークショーで熱い「サニー」論を展開したニブンノゴ!宮地、しずる村上と、途中から急遽合流したライス関町(左から)。

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今年2012年5月の日本での公開後、Webでの口コミ効果もあり今なおファンを増やし続けている映画「サニー」。中年女性たちの25年前のキラキラと輝く高校時代と現在の姿が並行して描かれており、性別わけ隔てなく笑いと涙を誘う作品として話題となっている。村上と宮地は今回「サニー芸人」の代表としてサニートークを展開した。

ともにリピーターとして「おかわりサニー」を満喫しているという2人。「僕、今日で観るのは3回目なんですけど、まだ泣けます!」と話す宮地に対して、この日スケジュールの都合で途中から鑑賞した村上は「3.5回観たことになります」とカウントしている。本作とのファーストコンタクトを振り返り、村上は「最初は奥さんに連れられて観た。どんどん引き込まれて、声を出して笑って、気づいたら泣いていた。心わしづかみ!」と熱弁。宮地は「口コミで韓国でヒットしたというのは聞いていた。Twitterで『モテキ』監督の大根仁さんが、いつもは辛口なのに大絶賛していたのが観るきっかけ」と告白した。

宮地は「監督の笑いのセンスが抜けてる! 泣かせるには絶好のチャンスのところで、そこを無視して笑わせる。余裕を感じる」とそのスタンスを評価。村上も演出のきめ細かさや数々の伏線について「何回でも観られる。たまらないんですよ」とコメントした後「悲しいところで泣かせようとしていないのがすごい。タイトルに『永遠の仲間たち』とあるようにテーマは友情や絆なので、そこのすばらしさで泣かせようとしている。僕は彼を高く評価している!」と絶賛した。

さらにトークは日本で「サニー」をリメイクするなら誰をキャスティングするべきなのか、という話題へ突入。イム・ナミ役について、村上が「黒木瞳さん。あるいは変化球で田中美佐子さん」と理由を説明しながら提案すると、宮地も「顔でいうと松嶋菜々子さん。全体的な雰囲気では天海祐希さん」などと名前を挙げた。そのほか各キャストについて次々と自分流の配役を発表していき、最後にチョン・スジ役について村上が「ミポリン(中山美穂)がいい」と名前を挙げると、宮地も「あ、俺も!」と一致したことを伝え、2人は「イェーイ!」と激しくハイタッチ。2人のサニー熱は最高潮に達した。

イベントの終盤には、客席に座っていたライス関町もトークに急遽合流。「プライベートで観に来ていました。今日で観るのは3回目」という関町は「いいシーンがいっぱい。監督が男性なので、男の人が観てもグッとくる」とサニー芸人として感想を述べた。村上は「キム・チャンミのちっちゃいときの役を日本版では彼にやってほしい」と関町を指名。さらに関町は後半の名シーンを自ら再現して観客の笑いを誘った。

レイトショー後のイベントということで、深夜のタイムリミットが迫るに連れて「居酒屋で二次会がしたい!」と話し足りないような様子を見せる3人。時間ギリギリになってもなお村上が「『エンドロールで帰れない』映画ランキング1位です!」とエンドロールの見どころを語り、関町が「こんなことを言われたらもう1回観るしかないですね!」と感嘆するなど、終始大盛り上がりのトークとなった。

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