「観に来いよバカヤロウ」ノブコブ初全国ツアーに意気込み

2012年5月10日 13:26 85 1 お笑いナタリー編集部

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まもなく5月13日（日）より、平成ノブシコブシが初全国ツアーとなる単独ライブ「御コント」を全国4都市で上演。スタート直前の彼らに現在の心境を尋ねた。

大阪、東京、札幌、京都で単独ライブ「御コント」を行う平成ノブシコブシ。

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東京でおなじみとなったノブコブ単独ライブ「御コント」がついに全国へ。今週末13日の大阪・メルパルクホールを皮切りに、27日（日）に東京・よみうりホール、6月10日（日）に北海道・道新ホール、6月24日（日）に京都・よしもと祗園花月と、渾身のネタを引っ提げて、いよいよノブコブが全国をかけめぐる。

これまで単独ライブの際には、吉村が台本を書き、徳井が仕上げをするというやり方でネタを作ってきたという彼ら。今回は「みんなで作る感じ」に変化した模様で、多忙になったことから話をしながらネタ作りに取り組んだという。吉村曰く「コントは8本くらいで、テーマはあるけど当日までのお楽しみ」。さらに「今日明日が肝。又吉とか僕らだけじゃない部分もあるので」と迫る本番に頭をめぐらせていた。

コント番組「ピカルの定理」（フジテレビ系）をはじめ、雑誌、イベントと多忙を極めた2011年を踏まえ、ライブの内容は「やったことがないようなこと」「いろいろな試み」に重点を置いて制作。吉村は「これまでの仕事の影響もあるし、これから仕事にも活かせるといいなと」と語りつつ、「昔からやってることは踏襲しながら」とノブコブラらしさを忘れていないことも添えた。徳井は「楽しかった」と昨年を振り返りながら、「ようやく、なんというか面白いことを言おうと初めて思った1年でした」と大きな変化があったことを告白。吉村が「そうですね、徳井さん喋るようになりましたね。昔は遠慮しているようなところがあったんですけど、それがなくなって」と言うと、「まあツッコミっていうのは前に出ないもんだろって思ってたところもありましたし、半分どっかで辞めようって思ってたとこもあって。でもどうせ辞めるんだったら、自分の思ってる面白いことを世間に伝えた方がいいなと。僕やっぱ器用じゃないんで、それで否定されるんだったらその仕事はそれまでだと。逆に面白いと思ってくれるところをもっと深く掘っていったほうがいいなと思うようになりました」と明かした。さらに今回のライブの関わり方についても「ネタができる最後まで待ってるタイプだったんですけど、今は70％くらいまで待ってから言うってなったかもしれないです」と3割近くも積極的に。しかし多忙ゆえに2人とも「稽古始まったときにはほぼエネルギーがなくなってる状態が今回多いので。そこから立て直して頑張ってます」と気合を入れなおした。

チケットは現在発売中。ノブコブにとって大きな1年だった2011年を経て、2人が作るコントとは果たして。ぜひ生で観てみよう。