沖縄「YOECネタバトル決勝戦」浦添ウィンドウが優勝
2012年3月29日 16:17
1 お笑いナタリー編集部
本日3月29日、沖縄・コンベンションセンターにて行われている「第4回沖縄国際映画祭」にて「KYORAKU PRESENTS ビーチステージネタスペシャル」が開催された。
まずは東京から来た人気芸人たちが次々とネタを披露。スリムクラブは内間親子の天然エピソードなどを交えながら独特のペースの漫才でスタートを切った。ブラックマヨネーズは吉田が小杉の毛髪ネタを繰り出すと会場から拍手が。小杉は「何の拍手ですか?」と不機嫌そうにするも、途中「ハイサイオーライ!」と調子を上げた。渡辺直美はビヨンセの恰好で登場。広い舞台を存分に暴れまわり観客も大喜びだった。
コーナーはスリムクラブと、沖縄住みます芸人の空馬良樹が司会を務める「YOECネタバトル決勝戦」。同会場ではこの4日間よしもと沖縄エンターテイメントカレッジ(YOEC)1期生の芸人たちが1分ネタを披露して各日1組の勝者を決定し、本日その4組が集結した。1組目の仲西下田は、仲西に子供がいるということで、ちゃんと勉強を教えることができるかチェック。軽快なやりとりの漫才を繰り出した。2組目の浦添ウィンドウは沖縄出身のボケに福岡出身のツッコミ。ボケが繰り出す沖縄弁がツッコミにまったく伝わらないが観客には大いにウケていた。3組目はピン芸人のボンボ。コント「モンスターペアレント」と題し、オリジナリティ溢れる衣装や小道具を駆使して暴れまわった。4組目は仲西下田と浦添ウィンドウ関の3人組・やんばるゴリラ。「YouTubeで話題の赤ちゃん動画のマネしたい」という関と仲西がショートネタを披露した。
ネタ後、仲西下田は「気持ちよかったです」「今持ってるものをすべて出し切りました」とコメント。浦添は、福岡出身の島が最近沖縄の方言を1つ覚えということで「たーがしーじゃーか」と言うと会場はそれだけで爆笑に。言った本人は「フレーズだけで、まだどこで使ったらいいかわからない」と困惑していた。そしてスリムクラブが「以上4組でした」とボンボを残して締め。慌てたボンボのネタ同様ユーモラスな言動に、スリムの2人も「いいですね、人柄が」と思わず笑ってしまった。優勝者の判定は会場の拍手。その結果、浦添ウィンドウが文句なしの優勝を勝ち取った。関は「みなさんのおかげなので、来月のみなさんのシーミーに参加したいと思います」と言うと会場はまたも爆笑。スリムが感心して「ウケるねー。教えてほしい」と言うと、「学校で教えてもらいました。2期生募集中です。僕らみたいになれます」としっかりアピールした。浦添は最終日のビーチステージにてネタを披露。「3分くらいあるので、しっかりしたネタをちゃんとやりたい」と意気込みを語った。
後半は再度人気芸人たちのネタで、まず登場したジューシーズには黄色い歓声が。ジューシーズならではの展開を見せるコントで会場の期待に応えた。一方、平成ノブシコブシの登場では、前列に徳井ファンがメッセージボードでアピール。呆れた吉村はその勢いで「今日はいいネタ持ってきてますよ!」と声を張り上げ漫才を披露した。ペナルティは、迷子と迷子センターの係員の漫才を披露。ワッキーの野口五郎モノマネ、熱唱、おかしな動きなど、ユーモアあふれるネタが次から次へと飛び出し、最後はアドリブのオチで大いに会場を笑わせた。
お笑いナタリー @owarai_natalie
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