プライベートでも30年来の付き合いがある2人がトークを繰り広げるこの番組。近況や若手時代のエピソードが語られるほか、各コーナーでリスナーからの投稿が紹介されている。普段バラエティ番組で見せるMCとしての顔とは一味違う、気の置けない仲だからこそのリラックスした2人のやりとりが聴きどころだ。
くりぃむしちゅー上田、アンタッチャブル柴田 コメント
──昨年10月から今まで番組を続けて来られて、どういった感触でしょうか?
上田:感触がないんだよね(笑)。のれんに腕押し。たとえば、TikTokやInstagramだと「いいね」の数がわかったり、テレビでも視聴率が出たりしますが、この番組はリスナーからのメールが「南ボッキーナ」からしか来ない(笑)。
柴田:いや、「来ない」じゃないんですよ。あいつからは結構強めなのが来るんで、紹介しやすいんです。
上田:さっき(収録中に)お前も言ってたけど、「これ、南ボッキーナ宛にやってんのかな?」という気がしちゃうもんね。
柴田:数字には出てないのかもしれないですけど、「非常に評判がいい」という声だけは届いてますよ。「評判どうなんですか?」って僕が聞きに行ってるから、というのもありますけど(笑)。
──具体的にどういう評判なのでしょうか?
柴田:「知らない話が聴ける」という評判です。僕で言うと、自分の癖(へき)を初出ししています。この番組をやっていて「俺ってこんなにズレてる人間なんだ」と改めて知ることができました。
上田:こいつがこんなにド変態だとは思わなかった(笑)。
柴田:今日わかったでしょ?(笑) 一方で僕としては、上田さんの“おさらい”をしている感じなんですよ。上田さんが出した本を読んでいるかのような。学生時代の話は知らないし、友達はインパクトがあるし、ドライバーさんはすごく面白いし。
上田:まぁ、俺はお前に引いているし(笑)。
──仲良しのお二人ですが、音声配信メディアでタッグを組むのは初めて。このタッグならではの強みとは?
柴田:上田さんのことを僕はあえて「ぴょん」と呼んでいます。そうすることで、普段のMCではないような立ち位置でしゃべってもらえる。そういう空気作りを心がけています。「柴田がよく働けている。歯車として機能している」というところが強みかもしれません。
上田:たしかに、お互いにそんな肩肘張らず、気楽な感じで素を出しやすい環境かもしれない。僕は柴田に全部任せてますよ。
柴田:おぉー。
上田:ただ柴田に関してはちょっと素を出しすぎているのかもしれない(笑)。
──お二人には深夜ラジオを担当されていた印象を持つ方も多いと思います。そのレギュラー当時と比べて、さまざまな面で変化は感じますか?
上田:年を重ねたことの違いよりも、相手が違うことのほうが大きいかもしれないです。相方とやるのと、柴田とやるのとの違い。
柴田:僕は当時とあんまり変わらないんですけど、人の名前を思い出せないとか、すごく噛むとか、話のオチまで行ってオチを忘れちゃってるとか、というのはあります。
上田:もう引退だな!(笑)
柴田:30代の「シカゴマンゴ」(TBSラジオ「木曜JUNK アンタッチャブルのシカゴマンゴ」)のときはバシバシしゃべっていたんですけど、今はゆっくりですし。ただ「恥ずかしさを捨てる」という熟練の技を身に付けました。「そのままでいい」という自分になった。
上田:それは大きいかもしれないね。「取り繕おうともしない」というのは。それが成長だったり、人間のデカさだったりするのかもしれない。
──今イチオシのコーナーや番組内での流行はありますか?
柴田:(取材時点で)25回まで収録をして、今までのコーナーも皆さんからのメールを含めて楽しめています。それでいて新コーナーが3つ、4つできたんですね。ここから“第2期”に入って50回を迎えたいなと。ここまでは、ちょっと下ネタに寄りすぎちゃった(笑)。中学生みたいなエロになっちゃったから、大人の感じにしていきたいな。
上田:それは確かにね。だいたいこういう番組は回数を重ねるとブラッシュアップされていくものだけど、“ブラッシュダウン”している(笑)。これからは“高尚な下ネタ”を目指したいですね。決してエロではなく芸術なんだと。絵画のような下ネタ、“ラジオ界のルーブル”。
柴田:「あの番組は下ネタがアートだよね」と言われるように、リスナーの皆さんにアート作品を送ってほしいです。
──この番組の最終的な夢などはありますか?
柴田:長く続けることですね。ゴールを目指さない。「終わりなき旅」。ミスチルイズムを出したい。最終的にはミスチルになりたいです(笑)。
上田:お互いにしゃべらなきゃ、間を埋めなきゃ、ということもない、いい感じの関係をリスナーと作っていきたいです。夫婦関係みたいになりたい。
──「番組イベントをやってみたい」というような話は出ていますか?
柴田:それもそっち側に舵を切れば、そうなるだろうし。「Captain of the Ship」的な。最終的には長渕さんになりたいのかもしれません(笑)。
──最後にお笑いナタリーの読者へメッセージをお願いします。
柴田:上田さんと柴田でやっています。皆さんにも宣伝していただきたいです。これからも応援よろしくお願いします。
上田:正直、なんの足しにもならない番組です(笑)。でもそれくらい、情報や勉強から解放されたい時間帯には、うってつけです。今は「カリカリした話」とか、動物に関する豆知識のコーナーがありますけど、自分で勝手にいくらでもコーナーを作れる番組です。「自分発のコーナー」、うれしくないですか?「あのコーナー始めたの、俺なんだよ」なんて記念になりますよ。この番組で新しいコーナーを作ってみませんか? ぜひ、たくさんの方にご参加いただきたいですね。
「くりぃむ上田とアンタ柴田の心はいつも半ズボン」番組情報
配信日時
Audible 毎週火曜9:00更新
出演者
くりぃむしちゅー上田 / アンタッチャブル柴田
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