まさかの逆回転でナベ敗北「第2回SO-FA」レポート

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1月26日、新宿・ルミネtheよしもとにて「第2回SO-FA ルミネtheよしもと大会」が開催された。

新宿・ルミネtheよしもとにて開催された「第2回SO-FA ルミネtheよしもと大会」。(c)藤澤孝代(フォトプロ)

新宿・ルミネtheよしもとにて開催された「第2回SO-FA ルミネtheよしもと大会」。(c)藤澤孝代(フォトプロ)

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SO-FAはBコース・ナベがチュートリアル徳井の妹である彼女と一緒に考案した競技。「オフェンス」と「ディフェンス」にわかれた2名がソファーの上でさまざまな技を使って戦い、ソファーから落ちずに残ったほうが勝利というルールになっている。

今回約1年ぶりとなるルミネ大会とあって、ナベは極度に緊張。司会のピース綾部、保護者のBコース・タケトにオープニングからさまざまなダメ出しを受けながらも心ここにあらずで、主催者として大会のことで頭がいっぱいの様子だった。そして「この人がいなければ始まりません」と登場したのは解説の徳井。「今回もなかなかの人気芸人たちが巻き込まれた形です」とナベの勢いを心配しながらも、「期待をしない。ナベの人柄を見てあげる」というこの大会の楽しみ方を観客に伝授した。

最初の対戦は初参戦のロバートによる“トリオ内戦争”。「キングオブコント2011」優勝の功績を「俺のものだ」と言い張り賞金600万を要求する秋山と、「そんなこと言うなら最初からR-1に出ろ」と対抗する馬場&山本が、ソファーの上で決着をつけることになった。ところがここでいきなり山本と馬場が仲間割れ。急遽まず最初に山本と馬場の対決が行われることになった。オシャレな馬場はミキプルーン(中井貴一)スタイルという不安定な待ちの姿勢を選択。プロボクサーのライセンスを持つ山本は軽快な身のこなしで馬場を翻弄した。それでも粘る馬場と山本がもみ合い浜松ジャンクション状態になると、2人同時にソファーから落下。ソファーの後ろから見ていたナベは思わず勝者を馬場と宣言するも、観客に確かめたところ馬場の足が先に着いたということで山本の勝利となった。続いていよいよ馬場と秋山の対決になると「これに合わせて太らせてきた」という秋山が驚異の上半身を披露。つっぱり棒スタイルでソファーを埋め尽くしたが、上半身に似つかわしくない足の細さが仇となり、そこから山本に入り込まれてしまった。しかし最後は体重差を活かして秋山が押し出しで勝利。3人にはナベから、ナベ手作りの“ナベネコ箸置き”が記念にプレゼントされた。

次はフルーツポンチバッドボーイズの“まじめVSヤンキー対決”。まずはバッド清人とフルポン亘が対戦し、元自衛隊員の亘が清人を頭から落とした。続いてバッド佐田とフルポン村上の対戦では、佐田の怒声に目が泳ぐ村上だったが、「大人になったらヤンキーよりもまじめなほうが経済力があることを見せる」と間違った意気込みを語るビビリぶり。ソファーの上でもルール無視の佐田は「コラー!」と脅しながら、村上を落とすのではなく締めにかかるなど精神的にも肉体的にも追い詰め勝利し、村上も「ごめんなさい」と謝った。

3戦目はロンドンブーツ1号2号・田村亮、ニブンノゴ!・宮地、ガリットチュウ熊谷の滑舌亭一門と、ガリットチュウ福島、なかやまきんに君コンマニセンチ堀内のなべしこJAPANの対戦。どれだけ意気込みを語ってもまったく何を言っているのかわからない滑舌亭と、「現役時代の岡田監督」(堀内)、「タンバリン芸人・ゴンゾー」(福島)、終始声が小さいとツッコまれるきんに君という謎の3人組に、会場は大混乱となった。しかし対戦ではジムが一緒という宮地ときんに君がギリシャ神話のような筋肉美の戦いを展開。ガリットチュウ対決では、抜群の安定感がある福島に熊谷が果敢に挑むなど、白熱の戦いを見せた。そして大将戦になるのかと思いきや堀内は「監督が出るまでもない」と秘密兵器・もう中学生を投入。謎のノズルを巻いて「この日のためにGoogle Earth見たりとかした」というもう中に亮はすっかり翻弄され、一瞬で勝利したものの腑に落ちない様子だった。すると今度は「ちょっと待ったー!」という声とともに、なべしこJAPANのキャプテン・又吉が登場。もう選手が残っていない滑舌亭が「あんちゃんがいたら……」と滑舌亭一門リーダー・野性爆弾・ロッシーの不在を悔しがると、どこからともなく「あんちゃんやったら、ここにおるで!」という声が。驚く一門たちが「どうしてここに!?」と尋ねると、ロッシーは「いい国作ろう鎌倉幕府」などよくわからない上聞き取れない説明を始めたが、一門たちは「あんちゃん!」と抱きついた。対戦ではロッシーがドライビングスタイルからのタクシーで又吉を誘い込むと、慎重な又吉はソロソロと足を使ってロッシーを落とそうとするも、体格差でロッシー有利となりさらに十字架を突きつけられ弱ってしまった。それでも又吉が最後の力を振り絞りロッシーに勝利。ロッシーは「あいつごっぞり胸毛あるやんけ!」とビックリした様子で、又吉は「先輩に手作りの十字架出されたら無視するわけにはいかない」と困惑した様子だった。

負けた滑舌亭は、ナベから「なべしこJAPANに吸収されます」と誓約書を渡されると、「聞いていない!」と激怒。なべしことつかみ合いのケンカが始まると、それを止めようとナベが「シー、ネコがいるよ」とお決まりのくだりで場を納めた。

最後はナベとハブの戦い。前回のルミネ大会でレイザーラモンRGと死闘を繰り広げたハブは、今回「レッドクリフ」のテーマ曲にのせて、関羽のキャラで登場した。今回もデスマッチということでソファーの下にはガラスならぬハレパネを置き、“落ちたら危険”という設定で試合を開催。まずはカツラをとったハブが“ソファー一体化”で姿を隠し、ナベは手探りで攻める不利な状況に追い込まれた。その後、共に身軽な2人がもみ合い、観客も息を飲んでその戦いを見守っていたところ、ハブの上に乗っていたナベが急に横回転でハレパネの上に激突。全員何が起きたがまったくわからずにいると、ナベは「ローリングでソファーの隙間に入ろうと思ったら、逆に回転しちゃって」と残念なミスを明かした。

最後は出演者、観客全員で「Let's play So-FA!」と拳を突き上げ終了した今大会。「みなさんのおかげで盛り上がりました。またぜひやりたいです」と最後にナベは感謝の言葉を述べた。次々と新たなドラマが生まれるこのSO-FA。次回大会を楽しみに待とう。なお、今大会の舞台写真と楽屋裏の写真は、生写真販売機「カワムラくん」にて2月上旬に発売される予定だ。

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