デンペーとチーモン菊地が“オシャとま”を賭けてSO-FAで勝負

昨日12月3日、渋谷・ヨシモト∞ホールにて「SO-FA無限大大会 ～シングル戦から軍団対抗戦！王者決定戦まで！90分SP！～」が開催された。

「SO-FA」はBコース・ナベがチュートリアル徳井の妹である彼女と一緒に考案した競技。「オフェンス」と「ディフェンス」にわかれた2名がソファーの上でさまざまなポーズを決めて、ソファーから落ちずに残ったほうが勝利というルールとなっている。

会場は満席の人気ぶりで、今回は司会にLLRが登場。SO-FA初参加のLLRはまだ状況が飲み込めない様子で、オープニングで噛みまくったナベに「あんなに噛むならリハーサルやらないでほしい」と首をかしげた。

最初の試合はブロードキャスト房野（賢いメガネ）とラフ・コントロール森木（アホメガネ）による「KING OF メガネ選手権」。それぞれ水色のクマの着ぐるみと、暴れん坊将軍のコスプレをしての対戦となった。前半攻めの房野がすきま産業からの二世帯住宅と順調に攻撃を繰り出したが、新技「愛し合い」から形勢逆転。恵比寿五叉路、ランバダ、暴れん坊将軍、水戸黄門、押切もえと森木が小技を連続して繰り出し勝利をおさめ、賞品の金のメガネを手にした。

囲碁将棋とエリートヤンキーによる「因縁コンビ対決」3本勝負では、特に因縁がないという囲碁将棋・根建とエリヤン橘が、まず代理戦争。コスプレに力を入れて笑いをとった2人だが、試合は真剣勝負でロビンマスク姿の橘が馬姿の根建に勝った。続いては、「大阪をしょってたちそうな顔」「映画版ドラえもん」と形容されたSO-FA専用青スーツ姿の囲碁将棋・文田と、KABUTOの舞台衣装のエリヤン西島。西島は「彼氏待ち」の態勢で迎え撃つも、素早い動きの「リモコンここにあるだろう」で文田が西島を秒殺で倒した。最後の試合では西島が攻めでスタートしたが、崩れた体型の文田の体に歯がたたず、「THE MANZAI頑張れよ」と言葉責めに変更。接戦を繰り広げた結果、同時にソファーから転落したところ、ナベのジャッジで文田の勝利となった。

どちらも同大会で1勝したことがあるサカイスト・デンペーとチーモンチョーチュウ菊地は、ダサいかダサくないかをめぐって対決。不利だという菊地の主張から、デンペーの決めゼリフ「オシャレが止まらねー」を賭けての勝負となり、LLR福田も「菊地が勝ったら“オシャとま”は今後なしですね」と念押ししたが、デンペーはひるむことなく受けて立った。運動神経のいい2人だけに、試合は白熱。双方身軽に攻め合ったが、最後はナベも「この技を見られるとは」と感激の「ライオンキング」を菊地が決めた。デンペーは負けたもののオシャとまに執着せず。菊地に「H&M行こうぜ」と声をかけて去っていった。

すると客席には、オカマのような女性客（サカイスト・まさよし）と彼氏（ブロードキャスト吉村）が登場。どうやらBコース・ハブを観に来た様子で、ステージを見ると「ナベじゃん！」とケンカに。そこでナベは「ちょっとそこのお2人。そんなに揉めんだったらSO-FAで決着つけなよ」と提案し、2人は恥ずかしがりながらもステージに上がった。口紅を塗り直した彼女と、海パン姿になった彼氏は、SO-FAの上で激しい試合を展開。彼氏が勝ったが彼女もスッキリした表情で仲直りした2人は笑顔で去っていった。

「モンスター軍団VS重岡一門会」は、コンマニセンチ堀内、デッカチャン、マテンロウ・アントニーとラフ・コントロール重岡、チョコレートプラネットの団体戦。デッカチャン、アントニーがその体格から楽に勝ち、大将戦では代理にどりあんず平井を召喚し見事3勝したため、堀内は重岡にモンスター軍団の一員になることを要求した。納得いかない重岡たちが暴れ始めたことから乱闘となり舞台は騒然。「やめてやめて！」と止めに入ったナベ。そして「シー、猫がいるよ」と、この日一番言いたかったお気に入りのギャグをちゃんと言えた様子だった。

最後は主催者ナベがクジで選ばれたデッカチャンと対戦することに。楽屋で準備体操をしていたナベだが、モニターには謎の覆面3人組にメガホンで襲われる姿が映し出された。全治15分と診断されたナベの代わりに登場したのはオカマエダヒロユキ。茶番になるのかと思いきや、サーフィンや浜松ジャンクションなどレアな技で巨体のデッカチャンをじわじわ追い詰め、見事ナベの代わりに勝利をおさめた。

最後はもちろん観客といっしょに「Let's SO-FA」の掛け声で終了。LLRも初司会とは思えない流暢な司会ぶりを発揮し、「見ごたえあった」と試合に感動した様子だった。見逃した人は次回開催をおたのしみに。