この発表に先がけて取材会が実施され、4人が登壇。兎はくりぃむしちゅーが出演していたコント番組「リチャードホール」(フジテレビ)、もぐらは海砂利水魚(くりぃむしちゅーの前コンビ名)がやって来た地元のお笑いライブがきっかけでお笑いの世界を目指したといい、この番組が有田にとって約20年ぶりのテレビコント番組出演と聞いて驚き。そんな憧れの有田との共演を喜ぶが、その話を今初めて聞いたという有田は「芸人冥利に尽きる」と述べつつ「いやいや、うれしいけど、もっと早く言えよ!」と返していた。
番組はシリーズ化を目指し、メディアミックスも検討されているなどスタッフ肝いり企画とのこと。有田は「『とにかく面白おかしい、楽しいもの、笑えるものを作りたいです』ということだったので、(オファーをもらって)うれしかったです」とスタッフの熱意に感銘を受けた様子だった。取材会での質疑応答は下記の通り。なおTVerでは第1話の放送後、地上波放送に先がけて全4話先行配信される。
くりぃむしちゅー有田、深澤辰哉、空気階段・鈴木もぐら、ロングコートダディ兎 取材会でのコメント
──有田さんはテレビのコント番組に出演するのは約20年ぶりとのこと。オファーを引き受けた決め手は?
有田:これをコントと捉えるかどうかによりますが、テレビコントというのはレギュラーでやっていたのは確かに20年くらい前。この方(監督を務めたテレビ東京・牧島俊介氏)が熱いスタッフで、まず最初にいろんな企画をたくさん持ってきてくれたのですが、テレ東の深夜らしく、言い方は悪いですけどわけわかんない企画が多かった(笑)。その中で一番わかるのが「アリフォルニア」でした。4択とかを出されると、どれかを選ばなきゃいけなくなるんですよね。1択だったら断っていたかもしれないけど、4択の中から「まだこれなら……」と選んだら「決まりですね!」となりました。でも、「とにかく面白おかしい、楽しいもの、笑えるものを作りたいです」ということだったので、(オファーをもらって)うれしかったです。
──お三方は今回のオファーをどう感じましたか?
深澤:まずこういう番組からオファーいただいたのはうれしいし、共演のみなさんとはこれまでガッツリ一緒にお仕事をしたことはなかったので楽しそうだし、やってみたいなと思ってお受けしました。ですが、もともと「コント」と聞いていて、3~4分のものなのかなとイメージしていたら……。
一同:そう思ってました。
深澤:みんなそうですよね? 1話で30分あると思いませんでした(笑)。2月に海外でお仕事があったのですが、おいしいご飯食べて、とかはせずに、部屋でずっと台本を覚えてました。とんでもない量だったので……。でもいざやってみたら楽しくて、いい現場に出会えたなと思っています。
兎:僕も、引き受けたときは「コント番組をさせてもらえるんだな」くらいの軽い気持ちで引き受けましたが、いざ台本を渡されたときに、「ぶあちっ(分厚い)」となった。迷惑かけるわけにはいかないので、がんばって覚えてきました。この仕事自体がまだそこまで実感できていなかったんですが、今日この取材陣の方の数で「すげえな」ってなりました。「こんなことなの!?」って。
有田:「オンエアするのかな?」くらいだったもんね?
兎:誰にも知られずに終わっていくのかと思ったら、そんなことないんですね(笑)。あと、個人的には有田さんが出演していた「リチャードホール」を高校生のときに観て、それで芸人を目指したんです。
有田:マジで!?
兎:だからめちゃくちゃうれしいです。
有田:なんでそれ早く言わないの? 合間、好きなスイーツの話とかしてたけど。モンブランの話するくらいだったら言えよ!
兎:「20年ぶり」って聞いて今思い出しました。「そういえば俺、『リチャードホール』観て(お笑いの世界に)入ってきたやん」って。だから感慨深いです、急に。もうそろそろ収録終わるけど。うれし仕事ですね。
──もぐらさんは。
もぐら:とても有名な感情で満たされた感じです。
有田:どういうこと?
もぐら:出演してくださいって言われて、「うれしい」です。
深澤:有名だ!
もぐら:うれしかったんですけど、引き受けたときにこんな分厚い台本が来て、有名な本くらい分厚いなと思いました。
兎:有名な本って?
もぐら:六法全書です。
有田:そこまでは厚くなかったけどな。
もぐら:僕も「(有田のテレビコント番組出演)20年ぶり」という話をお聞きしまして、小学校3年生のときに千葉県の旭市というところで当時海砂利水魚だったくりぃむしちゅーのお二人が営業で来られていたことを思い出しました。朝10時オープンのところ、友達と一緒に6時くらいから並んで最前列で観て、それで「お笑いって本当に楽しいな」「こんなつまんない田舎がこんなに盛り上がるんだ」と思って芸人になりましたので。
有田:いやいや、うれしいけど、言えよ! けっこう会ってるけど初めて聞いたよ。
──そんな後輩2人の言葉を聞いていかがですか?
有田:一番芸人冥利に尽きるんじゃないでしょうか。だけど、たぶん嘘言ってるんで。
もぐら:本当ですよ!
兎:嘘じゃないですって。
有田:さっきまでヘラヘラしてたのに! 「このあと飲みに行こう」とか言ったら「いや、帰ります、帰ります」って。
兎:今日は先帰らせてもらいますけど……。
有田:それで急に「憧れてました」とか言われても信用できないですよ。
兎:マジで(DVD)全巻持ってました。「リチャードホール」は。
──4人のコントの相性は?
有田:実は、ちょっと駆け引きみたいなことがありまして。あの人(監督)が仕組んだことなんですけど、僕は打ち合わせのときに「3人はこの企画にめちゃくちゃ懸けている。だから台本も隅から隅まで完璧に覚えています。有田さんは覚えてもいいし、覚えなくてもいいです。アドリブでガンガンやっちゃってください。それでも3人は全部戻せますから。それくらい気合いが入って8るのでよろしくお願いします」と言われて、「じゃあちょっと遊んでみようかな」という心持ちでいたんですよ。
兎:で、僕らは打ち合わせのときに「有田さんが(台本を)完璧に入れてくるそうなので、絶対に足を引っ張らないようにセリフは100%入れてきてください」と言われていて。
もぐら:「今回の作品に関しては完璧に入れてきて、一言一句完璧にやるから、あとどうするかはお前らに任せる」と有田さんがおっしゃっていると聞いて、これは全部覚えないと大変なことなると思いまして、本当にがんばって覚えました。
有田:そういう状況でスタートしているので、最初はお互いが恐怖で。「全部入れてきてるのか……」と。セリフを間違えたりするとみんなが「おお……」みたいになって、探り合って、答え合わせするまで何時間もかかりました。だから、相性は最初は悪かったです(笑)。
──アリの衣装、誰が一番似合っていると思いますか?
兎:ここ(袖のボタン)は閉まったほうがよかったんですけど、僕の腕が太くてボタンが閉まらなかった。ギチギチで申し訳ないなと思いました。僕的には、もぐらがめっちゃ似合ってる。
深澤:俺も思ってました!
もぐら:うれしい。ただ、お話をいただいたときは(体重)121kgあったんですけど、初めてこれを着たときは95kgくらいだったんですよ。もし痩せてなかったらこの衣装も着られていなかったので、衣装に誘われた感じはしていますね。
有田:最初は「なんじゃこれ?」と思っていたんですけど、お互い「カッコいいな」と思い始めましたね。
「アリフォルニア」番組情報
放送局
テレビ東京
放送スケジュール
第1話:2026年3月30日(月)24:30~25:00
第2話:2026年4月9日(木)27:05~27:35
第3話:2026年4月16日(木)27:05~27:35
第4話:2026年4月23日(木)27:05~27:35
※第1話放送後、地上波に先がけてTVerで全4話を先行配信。
出演者
くりぃむしちゅー有田 / 深澤辰哉(Snow Man) / 空気階段・鈴木もぐら / ロングコートダディ兎
病葉(Yu Kidawara) @sickleaf3
兎が例の口元をしているので危ない https://t.co/XOXcXeeqIv