結成16年以上の漫才師たちを対象にした賞レース「THE SECOND~漫才トーナメント~2025」で優勝した
この日はもともと森ノ宮3公演の予定だったが、急遽よしもと漫才劇場でも3回の出番を持つことになったツートライブ。2本目の森ノ宮のステージ後、囲み取材の場が設けられ、周平魂は「まだわけわかってへんのがずっと続いてる状態」と正直な思いを吐露する。たかのりは、周平魂が漫才劇場の喫煙所で「落ち着くわー」としみじみつぶやいていたと明しつつ、自分も昨晩は「むっちゃ疲れてるのに眠れない」状態で、東京から戻る新幹線でもほとんど寝ずにLINEの返信などをしていたと告白。この東京から大阪へ戻ってくる新幹線は「グリーン車」にグレードアップしており、たかのりはグリーン車に慣れていないため眠れなかったと話して笑いを誘った。
大阪に戻ってきてから周平魂はタクシーで家に帰り、家族全員で喜びを分かち合ったという。「グランプリファイナル」を最後まで観てくれた5歳の息子から「とと、カッコよすぎるよ!」というボイスメッセージが届いていたことを振り返り、笑みをこぼす。また、同じ「グランプリファイナル」出場者でミルクボーイ、デルマパンゲと行っているユニットライブ「漫才ブーム」メンバーの金属バッドや、過去にたかのりとルームシェアしていた吉田たち・ゆうへいが特に喜んでくれていたことに2人はうれしそう。そして「勝ったという感じじゃない」「ラッキーすぎただけ」「(ほかのメンバーに)リスペクトしかない」と口を揃えた。
当初、この日ステージで披露した漫才「地下相撲」を「THE SECOND」決勝3本目にしようと考えていたが、内容的にNGに。納得はしたものの、もう一度マネージャーに確認してもらうほど自信のあるネタだったという。たかのりが「向こう(=番組側)は(できるように)がんばってくれた」と振り返ると、周平魂は「でも(もし3本目にやってたら)引いてスベリまくってたかも?」と結果オーライだったと納得する。
話題になった「本当においしい肉は固くてまずい」というワードについて、周平魂が「僕らが固くてまずい肉やったけど(実は)おいしかったってことで、18年間ダブルミーニングだったっていうのをうまく書いてください」と報道陣にリクエストする場面も。副賞としてフジテレビ系列22番組への出演権が用意されているが、周平魂は「たぶんスベるんやろなあ、でもスベり慣れてるんで」と吹っ切れている様子。たかのりは「信じられない状況が続くし、爪痕を残そうと思ったら失敗するんで、楽しんでやりたい」と意気込んだ。
マネジャーによればすでに多数のオファーが舞い込んできているというツートライブの今後の活躍に期待しよう。
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アサコとタイゼン @kikukawaasako
もうスベるところまでがセットだと思っている https://t.co/AsjNpaYY8s