西川のりおとダイアン津田がコラボ漫才、明日「漫才Lovers」放送

2011年12月9日 12:51 28 1 お笑いナタリー編集部

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明日12月10日（土）、読売テレビにて「漫才Lovers」第3弾が放送される。

同局では、若手ディレクターが中心となり上方演芸を代表する“漫才”に正面から取り組む「漫才プロジェクト」を6月にスタート。若手と大御所のコラボ漫才や伝説の漫才の再現など漫才づくしの番組を2012年3月までに4回放送する予定となっている。

第1弾の「師匠と競演！コラボLovers」ではザ・ぼんちおさむと千鳥・ノブがコラボ漫才を披露。第2弾では、オール阪神と笑い飯・哲夫がコラボ漫才を繰り広げ話題となった。今回は西川のりおとダイアン津田がコンビを結成。のりおは登場するなり「先輩やからって遠慮することはないで」と言いながら、いきなり津田の首を締め「スキンシップやないかい！」と、大暴れする。「おまえもやれ」と言われた津田は、それを上回る力でのりおの首をグイグイ絞め、会場は大爆笑。その後ものりおは津田を振り回し続け、津田も体を張って抵抗するなど、喋りもパワーもどちらも力強い漫才を披露した。

漫才終了後、津田は「師匠と漫才をする機会を与えていただいて、本当に感謝しています。でも次はもう、ええかな（笑）。師匠はパワフルな人なので、非常に疲れました。今日は師匠に引っ張ってもらった感じでした」と、本番を終えてホッとした様子。一方、のりおは、「実は今まで若手には偏見というか、認めてない部分もあった。心の中で『俺らの時代がホンマの芸人やねんぞ！』と。俺が最後の芸人かもしれないと思うぐらい自負もしていた。でもこうして若手と交流してみて、これが新しい芸人なのかなとも思いました」と語り、「俺は君を芸人と認定したよ」と、津田を高く評価した。

さらに津田が「師匠と漫才をやって、すごくパワーをもらった。自分も古き良き時代の芸人になれたようで、すごくテンションがあがりました」と興奮して言うと、のりおは「僕が初めて立川談志師匠と会ったときはそんな感じやった」と、先日亡くなった談志について回想。「初めて東京で漫才をやったとき、談志師匠から『面白いじゃないか！』と言ってもらって、この人に認めてもらいたい、と思いましたね」と、思いを馳せた。

番組ではほかにもメッセンジャー、2丁拳銃、笑い飯、学天即らの漫才やコーナーなども開催。放送は関西ローカルとなっているので、放送地域のお笑いファンは見逃さないように。