昨日11月30日、東京・座・高円寺2にて、
これは今年2011年4月にスタートした3組によるコントライブ「コント!コント!コント!」のスペシャルバージョン。いつものライブではゲストを1組招き、合同オープニングコントのほか、各組のコントネタ2本ずつ、即興コントコーナーなどを行っているが、今回は3組がユニットコントを披露した。
最初のコントは夜ふかしの会・砂川が手がけた全員出演の学園コント。夜ふかしの会・原がフラミンゴ辻本に「昨日間違えて学校に来た」と言ったため、辻本は原をバカにするが、ほかの生徒たちも「俺も間違えて学校に来た」と言いはじめる。
続いては、どきどきキャンプの岸が作・主演の合コンコント。読者モデルとの合コンをセッティングした岸は、4対4にもかかわらず、来ない人がいるかもと声をかけすぎて結果10人の男性が集まってしまう。そこで岸が独断と偏見で合コンに出席できるほかの3人を選抜。そこに漏れたフラミンゴ吉田が泣きの土下座をしたことから途中交代システムが導入され、男たちの熱い戦いが始まる。女性陣から「向井理に似てる人」「ギャグができる人」「モノマネができる人」などがリクエストされると、補欠メンバーたちも必死にアピール。しかし、辻本、夜ふかしの会・鬼頭、夜ふかしの会・三宅が女性陣と盛り上がり始めると、岸は嫉妬から自分がモテるための最強メンバーを送り込むことに。
その後、どきどきキャンプ佐藤作・主演のハガキ職人コント、原が謎のスクールに入学するシリーズ「俺、アメリカに行くよスクール」「あ、雪だスクール」、夜ふかしの会・砂川が先輩社員・吉田に連れられ初めて体験する「コントスナック」が登場。コントの合間には、なぜかズボンから手が抜けない吉田のショートコントが3本披露された。
最後は、人間に奴隷ならぬ「サウンドマン」という階級が与えられている仮想の未来が舞台。サウンドマンは持ち主に付いて歩き、持ち主の行動に合わせてさまざまな効果音を口で表現する。フラミンゴ竹森は戦隊モノ系のカッコイイ音が出るサウンドマン(原)を使用、佐藤は古いタイプのサウンドマン(夜ふかしの会・大重)を使用。彼らがサウンドマンを使って遊んでいると、岸が効果音用(三宅)とBGM用(辻本)の2台持ちを自慢しにやってくる。そこに金持ちの砂川がサウンドマンを持たずに登場。ところが心優しい彼は野良サウンドマンたちに豪勢なエサを与えたために彼らがついてきてしまう。そんな砂川を見たほかのサウンドマンたちは自分たちの主人を捨てて砂川の元へ。しかし佐藤と長い付き合いのサウンドマン・大重は……。
コントで鍛え上げた3組だけに、凝ったストーリーのコント、キャラの濃いコント、バカバカしいコント、即興コントなど、あらゆるシチュエーションでネタを展開。全員演技力が抜群なだけに観客も思わず引き込まれる場面もあったが、その後意外な展開が起こるたびに大きな笑いが生まれていた。どれも作り込まれたコントながら、アドリブや自由演技では出演者たちが笑いを堪えきれないこともたびたび。岸にいたっては「俺、アメリカ行くよ」を言うために、客席に降り観客に話しかけるなどしてその雰囲気を作り上げた。
次回「コント!コント!コント!」の日程は未定。決定次第K-PROオフィシャルサイトにて発表されるので、彼らのコントを早く観たい人はお楽しみに。
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