ABCテレビ・テレビ朝日系で12月22日(日)に「M-1グランプリ2024」決勝が生放送される。そのファイナリスト9組のコメントをお笑いナタリーで掲載中。今回は初の決勝進出を果たした
ファイナリストのコメントはいずれも12月5日の決勝進出発表から間もなく語られたもの。決勝には、
ジョックロック コメント
──「M-1グランプリ2024」決勝進出を決めた今の率直な気持ちをお聞かせください。
福本:2001年からずっとテレビで観ていたM-1の舞台に「ホンマに出れるん!?」みたいな感じです。2022年にコンビを組んでからこれまで一回も壁に当たったことがなくて、すべてうまくいっているので、「これは夢で明日になったら全部ウソみたいになくなってんちゃうかな」っていう感覚もありますが、お笑いで飯を食えるようになりたいというのを今年の絶対の目標として掲げていて、特にM-1決勝進出は大きな目標だったので、今めちゃくちゃうれしいです。
ゆうじろー:本当に夢みたいで。夢で見るよりも上手くいっているというか。昨年に準々決勝で負けたときに2人で「来年は優勝を目標にしよう」と決めたんです。今年のスケジュール帳に目標は「M-1優勝」と書いて。本気で優勝目指していたら、ホンマに決勝に行けるんやなって今感じています。目標に向かって進む力が自分にはあるんやな、凄いなと思っていて……率直に言うと、信じられないくらいめちゃくちゃうれしいです!
──「M-1」のキャッチコピーに「俺たちが一番おもしろい」とありますが、これまでの人生を振り返り「俺たち(もしくは俺)が一番おもしろい」と感じた瞬間はありましたか?
福本:やっぱり漫才でウケたとき……それこそ今回のM-1の準々決勝、準決勝は今までの人生で一番ウケた舞台だったと思います。
ゆうじろー:特に準々決勝ですね。
福本:これまでの芸人人生で、一番笑いが起きたっていう実感がありました。
──ちなみに、一番おもしろくなるために必要なものとは?
福本:これはもう努力! 昨年の準々決勝で負けたときに「来年は絶ッ対に決勝に行く」と決めたんです。芸歴4年目くらいのときに「今日から絶対に毎日ネタを書こう」と決めて、それから毎日休まずに書き続けてきたんですが、この1年はさらに突き詰めて、自分のすべての時間を、ネタを書く時間に注ぎ込みました。頭がおかしくなるくらい没頭して、でもこれだけ努力すれば決勝に行けるんや、と思いました。
──「ファイナリストの中で俺たちが一番○○だ!」……「○○」に入るのは?
福本:僕の持論として、声がデカいということは、一番面白いということなので。誰よりも一番デカい声で、誰よりも一番遠くまで届けることが、ぶっちぎりの強みやと思っています。ファイナリストの中で、絶対に一番デカい声出します。
ゆうじろー:それと、僕と福本さんにしかない芸歴差とか年齢差、声の質の差……ギャップも強みっす。
──ほかのファイナリストの中で意識しているコンビは? それはなぜ?
福本:エバースですね。「NHK新人お笑い大賞」で負けちゃった因縁があるので。あいつらも決勝に出て、俺たちも決勝に出て、そこでぶっ倒したい思いがありました。それと、ママタルト。槍原くんは、芸歴は先輩なんですけど、学生時代にハガキ職人をやっていた頃に会っているんです。関西のラジオハガキ職人界隈で定期的にオフ会をやっていて、僕が大学生のとき高校生の槍原くんが参加していて。それからしばらく会わないうちに、ママタルトを組んで結果を出していっていたので、いつか会えたらいいなと思っていたんですが、まさかM-1決勝で会えるとは……かなりエモい再会です(笑)。
──優勝賞金1000万円の使い道は?
福本:まず親に渡して、借金を返して……あとは、マンガをめっちゃ買いたいですね。値段とか見ずに欲しいマンガを思うがままに買いたいです。
ゆうじろー:めちゃくちゃいい家具をいっぱい買いたいです。一番いい椅子……ずっと座っていたい椅子を買って、最高の居心地の家にしたいです。
──昨年と比べてコンビで進化していることは?
福本:僕が昨年よりもさらにデカい声を出すようになったことです。昨年は勝負所どころだけ出していたんですが、もうすべてデカい声でいってやろう、と。逆算して、デカい声を出してもおかしくないようなボケを考えたりしました。加えて、(ゆうじろーは)マイムといいますか動きが進化したと思います。
ゆうじろー:より細かい動きを意識するようにしていますし、表情も細部まで演じ分けるようになって昨年よりは格段に変わったと思います。決勝進出者発表のときに、令和ロマンのくるまさんから「めちゃくちゃ上手くなったな」って言ってもらえて。うれしかったですね。
福本:確かに。くるまに言ってもらえるなんてな。
──「M-1グランプリ」決勝へ向けた意気込みを一言で!
福本:全力で、最大出力でデカい声を出して、お客さんにもデカい笑い声を起こさせます!
ゆうじろー:決勝で緊張とか気圧されることなく、堂々と主役だと思って、今までやってきた漫才を全力で自然に、そしていつも通りにやりたいです!
──相方にも一言!
福本:(デカい声で)絶対にミスるなよ!
ゆうじろー:(デカい声で)M-1決勝は任してください!
昨年までの審査員など、これまでの「M-1」全データはこちらから。
「M-1グランプリ2024」敗者復活戦
ABCテレビ・テレビ朝日系 2024年12月22日(日)15:00~18:30
<出演者>
インディアンス / オズワルド / 家族チャーハン / カベポスター / カラタチ / 金魚番長 / 豪快キャプテン / 今夜も星が綺麗 / シシガシラ / 十九人 / スタミナパン / 滝音 / 例えば炎 / 男性ブランコ / ダンビラムーチョ / ドンデコルテ / ナイチンゲールダンス / ひつじねいり / フースーヤ / 豆鉄砲 / マユリカ
審査員:ウエストランド井口 / とろサーモン久保田 / トレンディエンジェル斎藤 / マヂカルラブリー・野田クリスタル / 錦鯉・渡辺
司会:陣内智則 / 齋藤飛鳥
「M-1グランプリ2024」決勝戦
ABCテレビ・テレビ朝日系 2024年12月22日(日)18:30~22:10
<出演者>
決勝進出者:ママタルト / 令和ロマン / ジョックロック / 真空ジェシカ / エバース / トム・ブラウン / ダイタク / ヤーレンズ / バッテリィズ
審査員:NON STYLE石田 / 海原ともこ / アンタッチャブル柴田 / 笑い飯・哲夫 / 博多大吉 / ナイツ塙 / かまいたち山内 / 中川家・礼二 / オードリー若林
司会:今田耕司 / 上戸彩
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裏本田・柴志朗(鈴木達也) @ssurahonda
「芸歴は先輩なんですけど、学生時代にハガキ職人をやっていた頃に会っているんです。関西のラジオハガキ職人界隈で定期的にオフ会をやっていて、僕が大学生のとき高校生の檜原くんが参加していて。」
ジョックロック、初の「M-1」決勝進出 絶対に一番デカい声出します
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