ABCテレビ・テレビ朝日系で12月22日(日)に「M-1グランプリ2024」決勝が生放送される。そのファイナリスト9組のコメントをお笑いナタリーで本日12月16日より掲載していく。まずは初の決勝進出となる
ファイナリストのコメントはいずれも12月5日の決勝進出発表から間もなく語られたもの。決勝には、エバース、
エバース コメント
──「M-1グランプリ2024」決勝進出を決めた今の率直な気持ちをお聞かせください。
佐々木:ホントに一安心という感じです。よっしゃあ!と言うよりは、ほっとした気持ちのほうが強いです。
町田:生意気にもそうかもしれないです。初めてにしては。ほかの賞レースにも出場させてもらって「エバースは決勝に行くんじゃないか」って言われたりもしていた中で、決勝出場できたのは、素直にうれしいです。
──「M-1」のキャッチコピーに「俺たちが一番おもしろい」とありますが、これまでの人生を振り返り「俺たち(もしくは俺)が一番おもしろい」と感じた瞬間はありましたか?
町田:昨年の敗者復活で、いいネタができたって感じがありますけどね。
佐々木:え!? 昨年の敗者復活?
町田:え!? そんなの答えちゃダメ? でもね、負けはしましたけど、自分たちの面白さは証明できたなっていう手応えはありました。
佐々木:うん、そうですね。昨年の敗者復活が「今、一番面白いものを出せたな」って感じがありました。
町田:昨年の敗者復活で知ってもらえたっていう感覚もあったしね。
──ちなみに、一番おもしろくなるために必要なものとは?
町田:1つのことを続けることもあると思いますね。上手くいかなかったからスタイルをすぐに変えるのではなくて、信じ続けてやることも大事かなと思います。
佐々木:そうだね。
──「ファイナリストの中で俺たちが一番○○だ!」……「○○」に入るのは?
佐々木:俺たちが一番……「人間だ」かもしないですね。芸人やっている人ってめちゃくちゃ変わっている人とか、変な人とか、ネジが外れていたりとか……人間っぽくない人が多いんですよ。本当に。そんな中で、僕らって一般人の感覚があるというか、緊張もちゃんとしますし……。
町田:周りの芸人の人たちと比べると、普通の人間だなって思うことがすごくありますね。
佐々木:自分たちがめっちゃ“生身の人間”っていう感じがするんです。
町田:漫才の中でも、普段言わないような言葉ではなくて、日常の中でお互いが使っている言葉をネタにしていますね。
──ほかのファイナリストの中で意識しているコンビは? それはなぜ?
町田:バッテリィズさんですね。昨年の準決勝でお会いしてから交流が増えて、毎月大阪と東京で交互にツーマンライブをしてきて。
佐々木:「(昨年ツーマンライブをしていた)ヤ―レンズと令和ロマンみたいになったらいいな」って言いながら始めたんですが、本当に2組とも決勝に行けて。
町田:決勝進出発表では、僕たちよりも先にバッテリィズさんが呼ばれたんですが、そのときは本当にうれしかったです。
──優勝賞金1000万円の使い道は?
佐々木:実家のローンとか払ってあげたいです。まだ残っているので。
町田:僕はいつも柄シャツを着ているんですが、今2種類しかないので、柄シャツを増やしたいですね。
──500万円だとめちゃくちゃ柄シャツを買えそうですね。
佐々木:いや、賞金は僕が950万円で、町田が50万円です。
町田:賞金は19:1っていう割合で決めているんです。なので、50万円で柄シャツ、補充したいと思います。
──昨年と比べてコンビで進化していることは?
町田:全体的にパワーは上がった気がしますね。
佐々木:昨年までは、なんとかして爪痕を残そうみたいな。誰もやっていないような切り口のネタで、特に台本で勝負しようとしていたんですが、今年は僕たち2人がやるからこそ一番面白いネタにしようっていうことは意識して1年取り組んだので、そこは進化した部分と思います。
──「M-1グランプリ」決勝へ向けた意気込みを一言で!
佐々木:爪痕は残したい。たとえ優勝できないにしても、観た人たちに一番面白かったって言われるような漫才をやりたいです!
町田:そして、全国にエバースの漫才を響かせます!
──相方にも一言!
佐々木:落ち着いて、焦らず、ノーミスでやりましょう。
町田:いや、お前もな!
M-1グランプリ2024
ABCテレビ・テレビ朝日系
敗者復活戦 2024年12月22日(日)15:00~18:30
決勝戦 2024年12月22日(日)18:30~22:10
決勝進出者:
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