昨日10月1日に東京・シネクイントにて、
同映画は、人気バラエティ番組「やりすぎコージー」などを手がけたテレビ東京の伊藤プロデューサーが監督を務めた作品。引っ越したばかりの自分の部屋でカメラを回し始めた川島に、次から次へと怪奇現象が襲いかかる新感覚ホラーコメディとなっている。
冒頭の挨拶から「みなさんよう集まっていただいて……」(川島)、「パルコがたくさんありますが、ここですよ」(ロッシー)、「めんそーれ」(川田)、「ウィッス、金田です!」(金田)、「17年目の一介のサラリーマン・伊藤です」(伊藤監督)と、映画同様不協和音を織りなす5人。さらにロッシーが「みなさんがこれから観るかと思うとドキドキしますね。会心の、渾身の、会心の、一撃の方どっち?」と言い始め、館内は野爆ワールドへ引きずり込まれる気配を見せた。
伊藤監督は「今の心境は不安ですね。タイトルにもありますが、数多くのミスをおかしてしまったことに最近気付きました」と明かすと、川島は「正味しょっぱなからダダズベリしてますから」とニヤニヤしながら追撃。監督もそれには「ダダズベリは言っちゃいけないやつだよ」と苦笑いで言い返した。続いて司会から撮影の状況を聞かれた川島は「好天気にめぐまれ日差しもよく、光合成もふんだんにできました」と、とぼけたコメント。そこで司会が川島に合わせて光合成に触れると、川島は「ハイ?」「うるせー」と言い返す暴挙に出て全員からツッコまれたが、野爆ファンの観客からは大きな笑いがおこった。
その後も伊藤監督の手法をいじりながら、見どころやエピソードなどを語った出演者たち。監督はそれらに言い訳しながらも「ちょっと静かにしてもらっていいですか? この映画は考えながら観ないと、観てるみなさんの方が間違えてしまいますよ。こういうことを言ってくださいよ」としっかり映画をアピールした。すると川島は「映画フリークなくらい映画好きなんで、どこの映画にも属せへんような役作りしました。今付いてますけど、耳1回そぎ落としてますから」と悪びれることなくコメント。川島ワールドをさらに加速させていった。
さまざまなミステイクが詰まっているというこの作品。ぜひ劇場に足を運んでみよう。
映画「ミステイクン」コメント
金田:思ってる以上に面白いんですけど、怖いんで気をつけてください。あと、僕がどこに出ているかもチェックしてください。
川田:声の大きい大鶴義丹さんが……。あ、それは去年の「お墓に泊まろう!」? 今回大鶴さんは出てません。結構怖くてもらす方もいるかもしれないので気をつけてください。
ロッシー:僕、沖縄国際映画祭で観たんですけど「あっ!」って声出しちゃったんですよ、そのくらい怖い。あとまぁ楽しんでください。
川島:10くらいの覚悟でいたら1000はいっちゃうかな~。1000はいっちゃうよ~。1000の覚悟でお願いします。
伊藤監督:最初は出来心だったんです。怖いモノを作ろうとは思ってなかった。川島さんがもうミステイクな人で。この人テレビで放送できない人なんですが、1回大画面でこの方を主演にやってみたかったんです。ここにいる僕らがテレビの人間だということをヒントに楽しんでもらえたら。
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お笑いナタリー @owarai_natalie
「1000の覚悟でお願いします」野爆・川島主演映画上映スタート http://t.co/CnMwKlJA