9月23日(金・祝)、東京・神保町花月にて行なわれる
同映画は10月1日より東京・シネクイントにて公開される新感覚ホラーコメディ。共演者は相方のロッシーのほか、宮崎吐夢、
インタビューでは川島の嘘かホントかわからないエピソードも続出。伊藤監督との信頼関係が伺える毒舌トークもあり、ロッシーのツッコミも入りながら和気藹々とした雰囲気で進められた。
23日のイベントには野爆ファンおなじみの“スペースかりそめ大明神”も降臨。邪気にまみれた観客に御祓いを施すとのことだ。詳細はオフィシャルサイトに掲載。映画とイベントとダブルで野性爆弾ワールドを堪能してみよう。
野性爆弾一問一答
――最初にこの映画の話を聞いたときはどう思いましたか?
川島:すごく楽しみでしたね。「うわ、主演か。初主演やったー」って。でもふた開けてみたら「手っ取り早く撮りましょ」みたいな(笑)。
――演技はすべて台本があるのですか?
川島:要所要所の重要なつながりは台本としてあるんですが、それ以外はほとんどフリーです。
ロッシー:僕も行ってビックリしましたもん。
川島:ロッシーと2人で撮影する部分もほとんど自由にやってます。最後までストーリーを聞かずに、その時その時の設定を聞いて演技してました。
――劇中には得意の作曲シーンもありますね。
川島:「とりあえず弾いて」って言われたのでやってみたら「はいOKでーす」って。「あ、これOKなんや」と(笑)。信頼というか野放しですよ。
――撮影で苦労された点は?
川島:ある生物を掴むんですけど、汁がね……力強いし……。あと、朝から撮影してオールナイトライブ行って、また朝から撮影というスケジュールは辛かったですね。
――完成した作品を見た感想は?
川島:言いたいことの伝わる感じで。僕どっちか言うたら青春映画やと思ってるので。ええなぁと思いましたね。
ロッシー:そんなメッセージある?
川島:若くて悩んでる子っていっぱいいますやん。友だち関係上手くいかんとか、勉強どうこうとか、究極言うたら死のうとしている子とか、そういう子に観てほしいですね。間違ってることに気づいてほしい。そういう未来の道を作ってあげる映画だと思ってます。
ロッシー:パロディで悪ふざけにしかみえんけどなぁ。
――伊藤監督とは「やりすぎコージー」などでも関係が深いと思いますが、普段から何か作りたいという話はしてたのですか?
川島:そうですね。伊藤さんは新しいものを作りたいという人で、僕は古いものを大事にしたいというタイプなので、飲みに行ったりしたら討論になっちゃいますよね、ゴールデン街とかで。「いや、違うんですよ、伊藤さん!」みたいな。それが心地いいんですよね。
ロッシー:2人そんな感じやった? おかしなダジャレ言うてツッコんでるよね。
――見どころは?
川島:役作りで物を食べるシーンで悩んだときがあったんですよね。で、監督に「1時間くらいください。自分の中で作らせて下さい」ってお願いして。
ロッシー:ちゃいますよ、ちゃいますよ。全然悩んでない。僕は大事なシーンで、自分の中では失敗したかなって思ったんですが、OKで。気になっていますが。
――最後に、読者にひと言メッセージをお願いします。
川島:ホラーっちゃホラーなんですけど、パロディに近くて。チャーリー・シーンの「ホット・ショット」みたいな。そういうふうに観てもらったら怖くないし、楽しめると思うので、ホラー苦手な人も気軽に観に来てください。
ロッシー:フェイクがほんとに面白く仕上がってます。ゾクっとする場面が多くて、沖縄国際映画祭で「LAUGH&PEACE」て言うてるのにどやねんって(笑)。
川島:そうそう、映画祭のLAUGH部門やったんですよね。伊藤さんが「しくったー!」って言うてましたよ(笑)。
映画「ミステイクン」プレミアム上映イベント
日時:2011年9月23日(金・祝) 10:00開場 10:30開映 11:45 ~ 12:15 舞台挨拶
会場:東京・神保町花月
料金:2000円
出演者:野性爆弾
チケット:チケットぴあ Pコード558-511
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