ヒューマン中村「一番大事なのは単独ライブ」、賞レース意識しなくなり変化

本日1月12日発売の雑誌「+act.（プラスアクト）」2024年2月号（ワニブックス）にヒューマン中村が登場。芸歴20周年を記念した単独ライブ「大事（おおごと）」を1月21日（日）に大阪・なんばグランド花月で開催するにあたり、その意気込みを語っている。

これまでは「R-1ぐらんぷり（現R-1グランプリ）」用のネタを作りるために毎月単独ライブを行い、粗削りなネタも含めて10本下ろしていたというヒューマン中村。芸歴制限により「R-1」に出場できなくなったことで、ネタへの向き合い方が変化した。勝つために選択していたフリップネタから、最近は自分が好きなコントに注力。賞レースを意識しなくなってからは1本1本丁寧にネタを完成させ、半年に一度の単独ライブは口コミが増加した。

この20年を「辞める勇気がなかっただけ」と率直な思いも述べるが、「ネタを作って発表することが一番好きな仕事」とも。「観に来てくれるお客さんがいてくれるからこそネタを作り続けられる。そのためにいいネタを作っていきたい」というのがモチベーションの源だ。単独ライブに興味を持ってもらうため、芸歴制限が撤廃された「R-1」にも出場する。「一番大事なのは単独ライブですから。疎かにはしたくないし、中途半端なものにしたくないからこそ、一番大事（だいじ）にしたいっていう意味でもあり、大事（おおごと）でもある」とタイトルに込めた思いを明かした。

理想にしていた芸人やピン芸人になった経緯、ネタ作りの方法などについて語っているインタビュー本編は「+act.」2024年2月号でチェックを。