見取り図盛山、憧れの反町隆史から演技指導「これが僕にとってのグレイトギフト」役作りで銀歯白く

反町隆史主演ドラマ「グレイトギフト」（テレビ朝日系）の制作発表記者会見が昨日1月6日に東京・テレビ朝日にて実施され、レギュラーキャストとして同作に参加している見取り図・盛山が共演者の反町、波瑠、尾上松也、佐々木蔵之介と共に登壇した。今年の抱負を発表する場面では「アクター」と書いたフリップを披露。「今年はそれ1本でやっていこうかなと。火がついちゃいました（笑）」と俳優業にも意欲を見せた。

「グレイトギフト」は、「ラストマン－全盲の捜査官－」「TOKYO MER～走る緊急救命室～」（共にTBS系）などで知られる黒岩勉によるオリジナル脚本で描くサバイバル医療ミステリー。完全犯罪の殺人を可能にする未知の殺人球菌“ギフト”を発見したことで大学病院で勃発する熾烈な権力闘争に巻き込まれていく病理医・藤巻達臣を反町が演じる。盛山は藤巻と同じ病理医の伊集院薫役。うだつの上がらない藤巻のことを心の底で見下しているが、自身は好意を抱いている検査技師の奈良茉莉（小野花梨）に煙たがられていることに気づいていない。

「ルミネtheよしもとから来させてもらいました、見取り図・盛山です」と挨拶した盛山は、「よくある、芸人さんがおちゃらけのワンシーンに出るとかではなく、ガッツシ出させていただいている。標準語でやらせていただいているので、井筒監督や円広志さんのようなしゃべり方になっている部分もあるかもしれませんが、お手柔らかに観ていただけたら」とコメント。役作りについては「伊集院はちょっと横柄で、かつ女性にモテない、なんならウザがられているキャラクター。そこはすんなり入ってきた。お医者さんの役なので、急いで歯医者行って銀歯を白くしました。銀歯見えてる医者、説得力ないので」と明かした。

盛山はかねてより反町への憧れを公言しており、キャスト発表時には「いつ芸能界を引退してもいいくらい（笑）、もう思い残すことはないです！」と喜びを語っていたほど。そんな反町から演技指導を受けたといい、「1時間以上アドバイスしてくれた。『学生時代から憧れていた反町隆史さんに演技のアドバイスいただいている……』という感動で、正直30分話入ってこなかった（笑）。これが僕にとってのグレイトギフトです」とオチもつけつつ感激ぶりを語る。

朝早く撮影現場に入ると反町が爽やかな笑顔でサムズアップしてくれ、それを真似して最近では後輩たちにサムズアップしまくっているそう。「反町さんを完コピしてます。反町さんの化粧水使ってますし、反町さんの栄養ドリンク飲んでます。反町さんのカラーグラスつけてます。ただのキモいおじさんかもしれないです（笑）。イタめの強火オタです」と気持ちがダダ漏れになっていた。

何度も同じシーンを撮るなどドラマ現場は新鮮なことばかりで、「改めて俳優さんのすごさを感じましたし、勉強になりました」。撮影に入る前はドラマでも活躍しているおいでやす小田にアドバイスをもらおうとしたが、「わかるかあ～！」と言われたとのこと。そんな不慣れな自分を温かく迎えてくれる共演者たちには「言語が通じない留学生がホームステイに来た、くらいの感じで優しくしてくださった」と感謝した。

このほか会見では、意外な天然エピソードを持つ反町や、正月に甥っ子とのかるたが白熱して喉を痛めてしまったという波瑠にツッコミを入れるなど、盛山が場を盛り上げる場面が多々。ドラマでもどんなエッセンスになっているか注目してみては。放送は1月18日（木）スタート。

木曜ドラマ「グレイトギフト」

テレビ朝日系 2024年1月18日スタート 毎週木曜21:00～21:54