松原タニシの最新本は「恐い食べ物」タニシがタニシを共食いするなど体験談も

事故物件住みます芸人として知られる松原タニシの最新作「恐い食べ物」（二見書房）が6月26日に発売される。

今年芸歴20年を迎える松原タニシは、2018年に発表した「事故物件怪談 恐い間取り」をはじめとする著書5作が累計35万部を突破。6作目となる今作は「事故物件から誕生したサラダ」「ピザ店の怪音、焼肉店の幽霊」など全国各地で食べ物にまつわる怖い話を収集した実話怪談集で、各地に伝わる食奇譚を巡る旅行記や、「夢に見ると死ぬ」という伝説がある洞窟で悪夢を見ると言われているチーズを食べて寝てみる、みそ汁をかける祭りに行ってみた、タニシがタニシを共食いする、といったタニシ自身が体当たりで調査を試みた体験談も含むバラエティ豊かな41編を収録する。

7月15日（土）には東京・三省堂書店 有楽町店でサイン会が開催される。このほかにもトークイベントやサイン会が実施される予定なので、情報は松原タニシのTwitterで確認を。

松原タニシ コメント

事故物件に住み続けていると、「人はいつかは死ぬ」ということが当たり前に感じてしまいます。そうなると、「じゃあ今生きてることは当たり前じゃないんだな」と気づきます。生きるためには食べないといけない。でも、その食べ物が怖かったら生きるのも怖いなぁ……ということで、「恐い食べ物」です。逃れられない「恐い食べ物」たちから逃げるのか、食べるのか。読者のみなさんがこの本を読んだあとにどんな気持ちになるのか、感想をもらえたらうれしいです。

「恐い食べ物」刊行記念サイン会

日時：2023年7月15日（土）14:00～
会場：東京・三省堂書店 有楽町店

松原タニシ「恐い食べ物」目次

土 / ピザ / ラーメン / 焼肉 / 寿司 / アメ / クッキー / ぜんざい / ケーキ / ポーチドエッグ / チョコレート / トルコライス / オムライス / 大根 / 味噌 / すき焼き / メロン / ビワ / イチゴミルク / 納豆 / キノコ / チーズ / 桃 / コーヒー / カレー / サボテン / サバ / みそ汁 / ハタハタ / 晩白柚 / タイマイ / 豆腐 / シカ / タニシ / だし巻 / こんにゃく / カツ丼 / ライスバーガー / シリアル / 米 / カイワレ