「コントで大阪を盛り上げたい」という思いから、2023年度を通じてコント中心のイベントを打ち出していく「ビスブランドプロジェクト」を立ち上げたビスブラ。先月5月にこれに関する取材会を実施し、「大阪でもっとおもろくなる」「育ててもらった劇場にいい影響をもたらしたい」と東京進出せずにチャンピオンとして大阪に残る理由を語った。
彼らの「キングオブコント」優勝やこの「ビスブランドプロジェクト」立ち上げにも大きく関わっているのが、数年前からビスブラを担当するマネージャーの存在。きんは「優勝に導いてくれたのは間違いなくマネージャー。僕らは10年くらいずっと同じことをしているだけなんですけど、マネージャーがいろんなところに連れていって、みんなに見せてくれる。言い方が合っているかわからないですけど、“ブタ2匹”に名前を付けてくれて、散髪してくれて、リボンを付けてくれるような存在ですかね(笑)」と表現し、原田も「僕らはプロデュースとかがうまくないんです。ただブーブーと鳴いているだけなんですけど、マネージャーが『こっちよ』と向きを直してくれたり、『この台の上で鳴きなさい』と立ち位置を決めてくれたりする」と説明する。
また「褒め続けてくれるから、限界を感じなくなる」ときん。「『おいしそうに食べるのがいいですね』って褒めてくれるから、太りもします(笑)」と体重の増加をマネージャーのせいにしてみせた。
「キングオブコント」優勝後にもっとも印象に残っている仕事は、「キングオブコントの会」(TBS)。KOC王者や松本人志とユニットコントで共演し、「うれしいと感じる間もないくらいふわふわしていました」(きん)、「テレビで見ていた世界の中に自分たちがいて、夢やのになぜか身動き取れている、みたいな不思議な感覚でした」(原田)と振り返る。
昨年は「M-1グランプリ2022」でも準決勝まで進出。取材会の時点で今年の出場はまだ決めていない状態だったが、原田は「去年は『漫才師やなあ』っていうのを痛感して負けました。ウエストランドさんはウエストランドさんだし、さや香もさや香だった。『僕らやなあ!』っていう漫才が掴めたときにもう一個先のステージに行けるのかなって楽しみ。漫才で出させてもらう舞台も増えたので、そこで少しずつ身に付くものなのかもしれないなと思っています」と語った。
ビスケットブラザーズ単独ライブ「ポカンと1号&チクアナお兄ちゃん研究者」
日時:2023年6月25日(日)20:00開演 20:00開演
会場:大阪・なんばグランド花月
料金:前売3800円 当日4000円 / 配信2000円
ビスケットブラザーズのコントライブ
日時:2023年6月27日(火)19:15開場 19:30開演
会場:大阪・よしもと漫才劇場
料金:前売1500円 当日1800円 / 配信1200円
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