本日より小出水＆岩部＆鰻の合同絵画展、直売も

本日4月27日より、大阪・DOHTONBORI TURF 倶楽部1Fギャラリーにて、シャンプーハット小出水、ミサイルマン岩部、銀シャリ・鰻による絵画展「こいちゃんが岩部と鰻と合同展」が開催される。

これまで同会場では小出水が個展「小出水画伯個展～黒ペン1本でオーマイガットトゥギャザー～」を2年にわたって開催。今回は後輩岩部と鰻も参加し、よりパワーアップした展覧会となる。

会見で小出水は「僕が絵を描くのは、たいてい楽屋なんですが、岩部がチラチラ見に来ては、“自分もやりたい”的アピールをしてきまして。同じく鰻もよく見に来るので、それなら一度『3人でやってみよか』と」と挨拶。展示作品は各自に任せたとのことだが、「相方の似顔絵」は必須作品として全員が制作した。小出水は「30年後の相方をイメージした作品」を出展。岩部の作品を見た小出水の感想は「え？ 顏は？」という仕上がりになっていることを語った。

その岩部は、先輩芸人らの誕生日や結婚式に強制的に自作の絵を贈るなど創作活動をしていたと告白。展覧会参加を熱望していただけに、「縦1メートル弱、横7～80センチの大作も描きました！」と、喜びもひとしおの様子だった。

鰻は、小学1年生から9年間ノートに漫画を描き続けたほどのイラスト好き。現在も独自の“6コマ漫画”などを手がけている。会見では、「色を入れた作品を描いたのは初めてです。画材店で、プロの漫画家さんが使っているという1本300円のペンを買いました」と気合いを見せた。

展示されるのは1人7点で、計21点。展示作品はすべて販売される予定となっている。展覧会は5月15日（日）まで。彼らの1点物の作品が欲しい人はぜひ足を運んでみよう。会場のオープン時間など詳細はオフィシャルサイトで確認を。

「こいちゃんが岩部と鰻と合同展」会見一問一答

──相方の反応は？

小出水：前回、相方の似顔絵に最高額を付けたら見事に売れ残りまして。だから今回も描かれてるとは夢にも思ってないでしょう。

岩部：僕が人に絵をあげるたび、「誰が見たいねん！」などと言っていましたが、今思えば、欲しかったのかなぁと。

鰻：絵のことは「ええやん」と言ってくれてますが、あんまり興味ないのかもしれません。

──小出水さんから見た岩部さん、鰻さんの絵の魅力は？

小出水：岩部は、たいぞうさんに「こんなに寂しい絵を描けるのは天才的」と言わしめたほど芸術性があり、僕も1点ぐらい買おうかなと思うほど。
鰻の絵は本当にかわいい。彼の持つ明るさが出てます。

──意気込みをお願いします。

小出水：せっかくこういう場を与えてもらっているんだから、これからも絵は続けて行きたい。もっと上手くなりたい。

岩部：将来的には現代アートをこの3人でぶっ壊していけたら。

鰻：今後は雑誌などでの連載もできたらいいなぁ。

「こいちゃんが岩部と鰻と合同展」

日時：2011年4月27日（水） ～ 5月15日（日） 12：00 ～ 19：00（月曜、火曜休館）
会場：DOHTONBORI TURF 倶楽部 1Fギャラリー
料金：入場無料