横浜DeNAベイスターズが神奈川・横浜スタジアムで展開する日本生命セ・パ交流戦「交流戦 SERIES 2021」の応援隊長に就任したすゑひろがりず。本日はスターティングメンバー発表を担当したあと、試合開始に向けたセレモニアルピッチでチームを盛り上げた。
2人はベイスターズを「遺伝子湾岸綺羅星軍団」に和風変換。続けてネフタリ・ソト選手の応援歌の歌詞を和風変換して歌唱したが、南條は緊張のあまり失敗してしまう。「もっかい行こ!」と仕切り直して今度はしっかり歌い切ると、大学野球部の後輩だというソト選手ら外国人選手の通訳をしている天野祥氏の秘密を暴露して選手や観客を笑わせた。
そしていよいよセレモニアルピッチへ。緊張感漂う中、南條がピッチャー、三島が審判の位置に付いた。三島は審判マスクの代わりに能面をかぶり、南條の投球を見届ける。いざ南條が放ったボールはストライクゾーンから大きく外れたが、三島は「アウト」のサインを出して南條の勇姿に華を添えた。
終了後に囲み取材に応じた南條は、「え、やってました? 僕」と報道陣に確認するほど現実味を感じられていない様子。目標にしていた「ど真ん中に投げる」を達成できなかったことや、終始言葉を噛んでいたことを悔やみつつも、「死ぬときの走馬灯に出てきますよ」と喜びを口にし、三島もそんな南條を見てうれしそうだった。
囲み取材の受け答えは下記の通り。応援隊長のすゑひろがりずは6月6日(日)までの「交流戦 SERIES 2021」開催期間中、球場メインビジョンに登場する予定だ。
すゑひろがりず 囲み取材でのコメント
──率直な感想は?
南條 死ぬほど緊張しました。意識もないくらいになってましたね。え、やってました? 僕。投球のところを思い出すとだいぶ外しちゃいましたね。
三島 審判マスクの代わりに能面。ただ、(面の目の穴が細いため)球筋とかなんにも見えなかった。バシーン!っていう音だけ聞いて「あ、どっか飛んだわ」と。
南條 三島の能面が気づかれてないなと思って、「ちょっと審判……」って言いかけたらMCの方と声がかぶっちゃって、ぐちゃぐちゃってなった。あの辺をやり直したい。人生に1回しかないのに……。
三島 ソト選手の応援歌もね。全部できてなかったで。
南條 申し訳ない。カリブ海の地域の方にも申し訳ない。
三島 でもあったかいお客さんでした。拍手はいただけた。
南條 拍手はありました。笑いはわからない。
三島 選手の方は笑ってくれてましたね。
南條 三島見てめっちゃ笑ってたなあ。三島も投げたらよかった。
──今日のできは何点?
南條 100点ですね。これ公式コメントですから、20点なんて言えるわけない! 我々の応援を見といてください。
三島 僕らを呼んだらめちゃくちゃ勝つっていうジンクスになったらいいですね。縁起物として。
南條 そうですね。(悔しさを思い出して)……ほんまに電気消えてからでいいんでもう1回やらせてください。整備もしますんで。
三島 何が一番悔しい?
南條 投球。あんだけ言っててあんな外して。恥ずかしい。ここ最近は寝る前ずっと、天井に向かって球投げたり、今日も電車の中で公式球を触って感触を確かめていたのに。
三島 ベイスターズの星マークのこの辺(右上)飛んで。もったいないなあ。
南條 (土で汚れた足袋を見せる)
三島 え、血ついてるやん!
南條 赤土ね。血見せるわけないやろ! 横浜のマウンドの赤土、見てください。洗わんとこ! このまま置いときます。
三島 外れたこと思い出すだけじゃない?
南條 ……洗います。漂白します。
──小学校から大学まで野球をしてきた南條さん。夢が叶った?
南條 末代まで語り継ぐべき光栄なこと。身に余る光栄。一握りしかこのマウンドには立てないですから。あのプレートを踏めただけでもよかった。死ぬときの走馬灯に出てきますよ。スタンドがわーっとなってるの。
三島 で、緊張して。
南條 ……いや、ほんまに、ルーキーのピッチャーの方とか、(緊張が)えぐいと思う。すごいところでみなさん戦っていらっしゃるんだなと思いました。
三島 (何かを考え始めて)セレモニアルピッチでしょ……。“セレモニアル狂言”でソト選手呼びましょ。
南條 どういうこと? 逆で、我々がなんかするときに呼ぶの?
三島 (8月の)能楽堂単独ライブで、“セレモニアル狂言”を頼んで。
南條 頼めるかあ! (野球選手は)その時期一番忙しいねん。
──三島さんが夢見た大宮セブンのツアー、南條さんの始球式と夢が続々叶っているお二人。次なる夢は?
三島 師匠になりたいですね。劇場行って、家帰ってっていう師匠みたいな暮らしを早く、早くしたい。
南條 もう1回ですね、僕は。(始球式は)芸能界で活躍している人にお声がかかっていると思うんですけど、たまたま今回は「交流戦 SERIES」のテーマが「戦国」ということで僕ら呼んでいただいた。次、突き抜けるような活躍をしたときにもう1回、こちらに呼んでいただけるように、結果出します!
──始球式といえば、ティモンディ高岸さんは意識した?
南條 とにかくスピードでは敵わないので、絶対ど真ん中に投げたかった。ストライク入ったらお客さんは「おお!」ってなってくれると思っていたので。スピードはとにかく真ん中に投げたかったんですけど、三島が変なお面着けだしたときに、「あれ、(三島)カメラ抜かれた? うわ(MCと)声かぶった、うわー!」で投げてるから。最悪。落ち着いてやりたかった。
──もしかして、大きい舞台は苦手?
三島 ビバラ(埼玉・さいたまスーパーアリーナでのフェス)でも……。
南條 僕、キャパ80くらいまでが限度です。
三島 大宮でももっとあるわ(笑)。
南條 5000はきついです。
──今日の袴は特別だそうですね。
南條 馬乗り袴を持ってきたんですけど、あのざまですよ。
三島 (投球の)一連の(流れ)見たいなあ。
南條 見たくないわ。
スタッフ 見られます。
三島 うわ、楽しみー!
南條 どっかで流すんですか?
三島 大宮で流しましょうよ。みんなに見てもらおう! 勇姿やで?
南條 細かい計算したら俺8回くらい噛んでるで? ずーっと。
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ららねね🌴 @lala_no_nene
インタビューがっつり載ってるんで、
オススメです!
【イベントレポート】すゑひろがりず南條の夢叶う!ハマスタで投球も「ぐちゃぐちゃってなった」(コメントあり) https://t.co/bIMsLuZoZu