令和ロマンくるまはベイスターズファンとして知られ、このたびコンビで「交流戦SERIES 2024」の応援隊長に就任。くるまがユニフォームやグローブ、スパイクなど16万円、ケムリが硬式用、軟式用のキャッチャー防具など合計34万円の装備をそれぞれ購入し、万全の態勢でこの日を迎えた。リリーフカーに乗って元気よく登場した令和ロマンは、ピッチャーとキャッチャーが逆の位置につくというひとボケをかましたのち、速やかに定位置へ。声援も送られる中、くるまは緊張の面持ちで投球。お立ち台では、思うような球が行かなかったことに「暴投でもなく、中途半端ですみません!」と2人して頭を下げつつ、ベイスターズにエールを送った。
終了後、囲み取材に応じたくるまは「やれることはすべてやりました。渾身のピッチングでした。静寂の中、3塁側から『早く投げろー!』って怒号が飛んできて。そのとき、頭の中で過去に著名人が(始球式で)炎上しているのを思い出していました。鈴木奈々さんとか。気がついたらこう(構え)してました。一旦帰りたいです」と息継ぎもせずに反省の弁。「(ケムリは)俺より悔しがってくれて、終わったあとなぜか泣いてくれてました」と明かすと、ケムリは「あんなにがんばったのに……って(笑)。今までずっと一緒に練習してきて、今日は62点でした。(練習では)本当に、速くてまっすぐないい球を、何球も投げていました」と本来のくるまはもっとできることをアピールした。
報道陣からの「M-1の舞台とどちらが……」という質問が言い終わる前に「あ、こっちです」と即答するくるま。「屁でもないですよ。仮に横浜スタジアムでM-1が行われることがあれば、間違いなくスベるでしょう」と断言する。
くるまは、「中6日で100球ずつ」のピッチング練習を行ったという。ケムリも「すべての営業にグローブを持っていきました」と準備してきたといい、くるまいわく「ブロッキング、キャッチャーフライの処理、コリジョンに配慮したタッチの仕方」などの取得に励んだ。それらを生かせる場面はなかったが、くるまが投げたボールを無理なくキャッチできたことに「けっこう高いボールを初心者が取っていました。体が自然に動いていました」と誇らしげ。くるまも「あれすごいよな? あっち(キャッチ)で歓声上がってたよ。よく取ったよな」と驚いた。
くるまは改めて「投げる直前までは最高の気持ちでした。(投げたあとは)全身に力が入らなくて。倦怠感、ひどい眠気、お薬の副作用が全部来てる感じ。昨日一応、肩に(痛み止めの)注射も打ったんですけど。もう魔法は解けましたね」と今日の日を回想。「中6日空ければ、来週でも(リベンジしたい)。今度は耳栓を付けておく。(怒号が)すごかったんで、静寂の中。『早く投げろァ!』って、巻(舌)めでした」と思い出してはしょげ返り、「レディースデーのときとかに。ガルフェス(YOKOHAMA GIRLS☆FESTIVAL )のときであれば100%の投球できると思います」と話していた。
悔しくて泣く令和ロマン・ケムリ。
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