ナイツ司会「お笑い演芸館＋」100回SP、中川家とサンド出演で漫才サミット集結

ナイツ司会「お笑い演芸館＋」（BS朝日）の放送100回スペシャルが来週10月29日（木）に放送され、中川家、サンドウィッチマンがゲスト出演する。

東京・浅草の東洋館に「漫才サミット」のメンバーでもある3組が集結。長尺ネタのほか、視聴者の質問に答える形でのトークで放送100回を祝う。その質問は「漫才中のアドリブはどれぐらい？」「ほかのコンビと比較してかなわないと思うところは？」といったもの。ナイツの2人が「自分たちにできないコントができる」と中川家やサンドについて話すと、2組からは「塙はドラマに出るほど芝居ができるのに」というツッコミが。ここからナイツ塙が「警視庁・捜査一課長」（テレビ朝日系）出演時のエピソードを面白おかしく披露する。彼ら「漫才サミット」3組の共演に期待しよう。

なお明日10月22日（木）放送の「お笑い演芸館＋」では100回を目前とした「前祝SP」が展開され、パンクブーブー、オズワルド、おぼん・こぼんらが出演する。

ナイツ コメント

━━放送100回を迎えられての感想は？

土屋：これまで出ていただいた芸人さんたちは本当に素晴らしい方たちばかり。100回も続けられたのは、皆さんに長尺のネタをやっていただいたおかげだと思っています。

塙：オール阪神・巨人師匠とか、あまり東京の舞台に上がらない方たちにも関西から出ていただいているので、我々も舞台の袖で見ていて勉強になります。

土屋：番組の豪華さを出すためにも関西のベテラン芸人さんは絶対に必要。毎回といっていいほど来ていただいています。

塙：この番組の特徴はネタの尺が長いということ。純粋なネタ番組ですし、そこが長く続けられた理由かもしれません。

━━100回目のゲストが中川家とサンドウィッチマンでしたが。

塙：気楽というと語弊があるかもしれませんが、いい雰囲気になれる仲間という感じでいいですね。企画してくれたスタッフさんに感謝したいです。我々が全国各地で展開しているお笑いライブ「漫才サミット」のメンバーですから。「漫才サミット」をテレビでやることが夢でもあったので、それが実現したようでありがたかったです。

土屋：「漫才サミット」に礼二さんに呼んでいただいて仲間に入れてもらったことが、こうして100回も続く番組をやらせていただくことにつながっていると思います。この2組に揃って出演していただいて感謝しています。

━━舞台での共演は他とは違いますか？

塙：舞台はスタジオと違っていいですね。舞台でやる漫才の番組、というところでファンになる方も多いみたいです。いろいろな師匠や有名な司会者の方などから「見ているよ」と声をかけていただくんです。志村けんさんからも「見ているよ」と言っていただいたことがあります。皆さん、長尺のネタ番組がお好きなようですね。

中川家 コメント

━━「お笑い演芸館＋」という番組の印象は？

礼二：これまでも何回か出させていただいたんですが、会場もいいですし、毎回いいお客さんに来ていただいて。東洋館の広さがちょうどよくてやりやすいんです。あと屋上からの景色がすごくいいんです。浅草寺の五重塔やスカイツリーも見えて。この建物をつぶしてホテルを作ったらもっと儲かるんじゃないか、と（笑）。

剛：こういう番組が少なくなったので、本当にありがたいと思います。やりやすいですし。いつまででもやってええと言われたら1時間でも2時間でも漫才やりたいぐらい雰囲気がいいですね。

━━今回は100回目のゲストとしてご出演されましたが。

礼二：ありがたいなと思いますね。

剛：ナイツかサンドウィッチマンの番組でなかったら、たぶん断っていると思うんです。これはホントの話です。

礼二：番組の節目にこの3組が揃ったという、この喜びは大きいですね。今後この3組の優良なコンテンツがある、というのを各局の関係者の皆さんに観ていただきたいです。

剛：もう5年ぐらい前からアピールしているんですけどね。3組で何かできませんかと。

礼二：「あー、はいはい」と言われて終わってますけど（笑）。

サンドウィッチマン コメント

━━「お笑い演芸館＋」という番組の印象は？

伊達：実は15年ぐらい前に東洋館で開催しているライブに出演させてもらって、それがあるテレビ番組に出演するきっかけになったんです。だからここは僕らにすごく縁があるし、すごく好きな場所ですね。ただ、なかなか出る機会がないので「お笑い演芸館＋」に呼んでいただいたときはいつもうれしく思っています。

富澤：今回が100回目というのはここに来てから気づいたので、そんなに思うところはないですね（笑）。ただ思い出のある場所なので、この番組に出演させていただいたときは毎回初心に戻ってやっています。

━━今回は100回目のゲストとしてご出演されましたが。

伊達： ナイツが司会をやっているから、ここまで続いている、ということは確かですし、ナイツの呼びかけで芸人が集まるわけですから。東京を代表する漫才師として、浅草を守っている漫才師としてかっこいいと思いますね。

富澤：「漫才サミット」も今年は新型コロナの影響でなかなか出来ない状況が続いています。なので、久々にみんなで集まって漫才をお互いに見られてすごくうれしかったです。ぜひ、また呼んでほしいですね。