ナイツMC「お笑い演芸館」レギュラー化、本物志向の番組にしたい

ナイツがMCを務めるお笑い番組「お笑い演芸館」（BS朝日）が今年4月、毎週木曜21時台の1時間番組としてレギュラー化される。

これまで2回放送された「お笑い演芸館」は、各芸人のネタ時間がほぼ8分から10分と多くのネタ番組に比べて長尺なのが特色。ネタはもちろん、出番を控えた芸人たちの楽屋をナイツが訪れるコーナーや、名人芸を貴重なVTRで振り返る企画「お笑いタイムマシン」などが好評を博した。

ナイツは昨日1月29日、都内にて行われたBS朝日の番組説明会にサプライズで登壇し、来場者へ「お笑い演芸館」を自らPR。この番組のネタ時間の長さに関して、塙は「我々が『M-1』で優勝できなかった原因はネタ時間が4分と短かったから。4分半あれば優勝できてた」とうそぶいて会場の笑いを誘う。土屋は「お笑いタイムマシン」について「我々が初めて観るようなVTRもあるのですごく楽しみ」と説明。最後に塙が「内海桂子一門としてこういう番組をやりたかった。夢が叶って感無量」と話をまとめた。

ナイツは説明会に登壇したあと記者取材に応じ、塙が「本物志向の番組にしたい」とレギュラー化への意気込みを明かす。ナイツ自身もこの番組内で、毎回ではないがネタを披露する予定となっており、土屋は「僕らもテレビで長い漫才をやらせていただく機会がなかなかないので楽しみ」と期待を寄せる。

さらに塙は「この番組を目指す若手が出るといい。ネタをやる芸人とやらない芸人の対決に終止符を打ちます。ネタをちゃんとやらない芸人はダメだとわからせないと！」と力説。続けて「今テレビに出ているネタをやっていない大御所が『出させてくれ』と言ってくるイメージです。雨上がり、ナイナイあたり……」と具体名を挙げ、土屋が「大きく出ましたね。そう言われるような番組にしたいです」と付け加えた。