品川から世界へ、「よしプリ」が新エンタメショー始動

本日6月29日に品川・よしもとプリンスシアターにて、新たなショーステージ「ステージマンショー」の制作発表会見が行われた。

よしプリでは7月1日より「ステージマンショー」と題し、通常の漫才やコントに加え、芸人による歌ネタ、パントマイム、ジャグリング、タップダンスなど本格的なパフォーマンス、プロミュージシャンによる演奏、芸人とミュージシャンのコラボセッションなど新しい形のエンターテインメントショーを見せる。

会見では、このショーにふさわしいあべこうじの軽妙な司会のもと、渡辺直美がビヨンセネタのフルバージョンを披露。エハラマサヒロは得意のモノマネを次々見せるのかと思いきや、客席から現れたパントマイムパフォーマーKAMIYAMAとボイスパーカッションでコラボ、その見事なステージに記者や観客も拍手喝さいだった。

最後に登場したのは、村上ショージとFUJIWARAのコラボユニット。いつものタキシード衣装も「ステージマンショー」ではひときわ映えるショージは、気心の知れたFUJIWARA相手に絶好調のトークを繰り広げた。「ギャグが1兆個ある」と豪語した原西に対しても、「僕は9999個ある」と藤本もツッコミづらい数字で対抗。順調にギャグで会場を笑わす原西に対して、ギャグをしないうちから降参、原西のギャグにわざわざツッコミを入れるなどやりたい放題だった。

藤本が「このままでは終われないから、テッパンのあのギャグやってくださいよ」と言うと、ショージは「わかりました」と神妙に手を鼻先へ。勢いよく飛び出した「ポコン！」というセリフに、会場から思わず「えー」という声があがってしまった。

「『ステージマンショー』ではこういうのはやりません！」と最後に宣言したショージとFUJIWARA。あべには「“品川から世界へ”というテーマなのに“楽屋から舞台へ”って感じですね」と規模の小ささを指摘されていた。

「ステージマンショー」では、あべこうじ、エハラマサヒロ、くまだまさし、ムーディ勝山、ギンナナ金成が日替わりでMCを務める予定。芸人とパファーマーによる新たなショーにぜひ足を運んでみよう。出演者などの詳しい情報はオフィシャルサイトに掲載されているので確認を。