抽せん人と呼ばれるゲストが0から9までの数字が書かれているルーレットに向かって抽せん機で矢を放ち、お年玉くじ付き年賀はがきの当選番号を決定する毎年恒例のイベント「お年玉くじ抽せん会」。昨年も抽せん人を務めた和牛の所作は慣れた様子で、ゲストと共に抽せんを担当する女性“ねんガール”と並んでキリッと背筋を伸ばし、無駄のない動きで抽せん会を進めていった。
ねんガールが放った一投目について「いかがでしたか?」と司会に聞かれた川西は、一瞬だけたじろぎながらも「矢の飛びも、ルーレットの回転数もよかった。去年と比べても引けを取らない、いいスタートだったと思います」とそれらしく堂々とコメント。水田にいたずらっぽく「具体的にお願いします」と追及されると、「もうないよ?(笑)」と早々に白旗を上げた。
すべての当選番号が決まったところで、同じく抽せん人を務めた水泳選手の瀬戸大也が「一発目の矢で『1』を出せた(から縁起がいい)」と述べたのを受け、水田は「最後『2』を出してしまったので、今年も2位を獲れるんじゃないかな」と自虐的に話して笑いを誘う。「僕らは『M-2グランプリ』と呼んでます」と続けると、川西は「勘弁してくれよ」と笑った。
一度に年賀はがき50枚以上を購入した人に豪華なアイテムが当たる「送る人にも福来たるキャンペーン」の抽せんは、和牛と来場者の中から選ばれた3名を交えて実施することに。この日のラストとなる抽せんで再び「2」を引いた水田は、「また最後『2』です……」と苦笑いしたが、確定した当選番号「6222C」を見て驚く。その理由を川西が「僕らがM-1グランプリに出たときの順位そのままですわ」と説明。改めて番号を見つめた水田が「2015年が6位、そのあと3年連続2位。Cは……チャンピオンのCじゃないですか!?」とコメントすると会場からは激励の拍手が贈られ、水田は「優勝したらこの(抽せんを務めた)5人で焼き肉行こうな!」と高揚する。
ねんガールならぬ“ねんボーイ”として、今年も見事に抽せん人の大役を果たした和牛。川西は「取材で『レギュラー何本ですか?』と聞かれることが多いんですが、ガッツリこのお仕事も数に入れていきたい」と来年以降の続投も期待した。水田は「漫才が東京オリンピックの正式種目になると『俺、関係者やねん!』って人に聞いたので、オリンピック出場を目指してがんばります。よく相方と話してるんです。漫才日本一は世界一、漫才世界一は宇宙一だって……」と壮大に語ったが、場の空気を察して「また呼ばれるように、今年もがんばっていきたい」と無難に締めくくった。
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■和牛が今年もキリッと矢を放つ、当選番号はチャンピオンの暗示か(お笑いナタリー)
和牛が本日1月20日、東京・JPタワーで行われた「2019年用年賀 お年玉くじ抽せん会」に出演した。
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