昨日10月29日、東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて
「むちゃぶり紙芝居」は相方・秋山がゴロのよさだけで提示する「少年と魔法のサスペンダー」「シャリーと無意味な飛行場」といった突飛なタイトルをもとに、イラストが得意なわけではない山本が1週間で紙芝居を描き上げ発表する、ロバートのライブ「ロバート企画」で好評を博しているコーナー。山本は3年間で20作品を完成させ、文芸社主催の「えほん大賞」に応募したことをきっかけに書籍化へこぎつけた。本作には厳選された4作が収録されている。
イベントではルーレットで決まった「バード兄弟となめにくいハッカキャンディー」「イカダに乗った書道家ロンと裏切りの和風レバニラ炒め」の2作を山本が朗読。色の塗り方が荒い、背景の描き込みが少ないなど、絵のクオリティが低いこと、波の音、咀嚼音など細かい効果音やBGMをせわしなく自身で操作するさま、5枚完結ゆえ1枚の絵に対する読む分量の多さを秋山と馬場がツッコミながら、“山本劇場”の楽しみ方を来場者に伝えた。
その後の囲み取材では、秋山が「山本を苦しめよう、苦しめようとしてます(笑)」とタイトルに込めた秘密を告白。イベント中にも「メディエーヌ姉妹と黒いポテトグラタン」「マディと漆黒のクリームパイ」といった思いつきのタイトルを続々と発表し、次に依頼したい紙芝居のタイトル「白い帽子」を山本に伝えて「シンプルすぎる! もうちょっとくれよ」と山本を困らせた。
また秋山は突然、イベントの冒頭でもやったように「ここで山本博のカントリーダンスをお送りします」と山本に踊りを要求。静まり返る報道陣を見て「この空気どうするんだよ!」と焦る山本に、秋山は「山本博と静かな囲み取材」という新作のタイトルを提供してみせた。
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