公開から約60年、落語が題材の映画「幕末太陽傳」イベントに柳家喬太郎ら集結

映画「幕末太陽傳」と落語のコラボイベント「お江戸@ハート 幕末太陽傳の巻」が10月29日（月）から11月4日（日）まで東京・俳優座劇場で開催される。

1957年に公開された「幕末太陽傳」は、「居残り佐平次」「品川心中」「三枚起請」「お見立て」といった古典落語を組み合わせ、遊廓で起こるさまざまな人間模様を軽妙なタッチで描いた映画。同作の監督である川島雄三の「生誕100周年プロジェクト」の一環として行われるのが「お江戸@ハート 幕末太陽傳の巻」だ。

1週間にわたるイベントでは、柳家喬太郎、春風亭一之輔、桃月庵白酒、神田松之丞、立川志らく、橘家文蔵、柳家わさび、桃月庵白酒らが映画に縁のある演目を上演。また高田文夫と松村邦洋のトークショーも実施される。詳しいスケジュールはイベントのオフィシャルサイトで確認を。

春風亭一之輔 コメント

踊る!! 歌う!! 笑わす!! 強請（ゆす）る!! それで、ズラかる!! フランキー堺の佐平次がかっこいい。「生きる」ってのは、こういうことなんだ!!

桃月庵白酒 コメント

落語を題材にしたこんなすごい映画を作られると噺家として困る。でも、本当に傑作なので頭が上がらない。マイッタ！