「FREEZE」は何があっても動いてはいけない“氷の塔”に集結した参加者8名が、どんな攻撃にもリアクションすることなく耐え続ける様子を捉えたバラエティ。松本による「FREEZE」の号令がかかった瞬間から「RELEASE」の合図があるまで参加者は静止しなければならず、動いたと判断された者は各ステージで脱落する。最後まで残った1人が優勝賞金100万円を獲得。この新たな企画の収録に、
スタジオにはステージごとに異なるアトラクションが仕掛けられた部屋がいくつか用意されている。形状は天井の高いテントのようで、1つだけある扉を閉じてしまえば密室になる。何が待ち受けるのか知らされていない参加者8名は、松本手がける人気シリーズ「ドキュメンタル」同様に1人ずつドアを開けてこの空間に足を踏み入れ、半円を描くように置かれたパイプ椅子に着席。「大きい声を出しそうだから」と席を飛ばしてみたり、あえて隣を陣取ったりと、起こりうる危険を回避しようとする。元来ビビリの藤本は「何この金持ちの遊びみたいなの……」と文句を垂れながら不安げな顔を見せ、諸星は参加者の顔を確認して「地味なメンバー!」と笑う。
全員が席に着くと、松本の姿が壁に設置されている画面に映し出された。参加者に装着した心拍数モニターをチェックする松本は、「この時点でダントツ心拍数が高い」と余裕そうに見えていた諸星を名指し。緊張しいだと苦笑いする諸星は、クロちゃんの頭を思い切り叩いてリラックスしようと試みる。一方、松本は叩かれたクロちゃんの心拍数を「まったく上がってない」と報告。クロちゃんの強心臓ぶりが伺える一幕だった。和やかな雰囲気に包まれたのもつかの間、いよいよ最初の「FREEZE」がかかる。腕を組み、キリッとした表情に切り替える8名のもとに、導火線付きの爆弾が入場。部屋に広がっていく煙の隙間から見える参加者たちの、真剣さと何かを諦めたようなアンニュイさが入り混じった表情に、松本も「あっはっはっはっは!(笑)」と満足そう。
続いて登場した竹刀が自動回転するマシンは、先ほどの爆発で表情ひとつ変えなかったダイアモンド☆ユカイを集中攻撃。それでも凛々しさを保つユカイがどうしても目に入ってしまうほかのメンバーは、襲ってくる恐怖や痛みでなく、自身からこみ上げる笑いに耐えた。「RELEASE」の声で集中を解いた藤本は「真正面であんなん見せられたら笑うって!」と最初の位置取りに失敗したことを嘆く。続いて猫じゃらしや出刃包丁を乗せたドローンが参加者に接近。ドローンの狙いがなかなか定まらないのも緊張感と笑いを煽る。ピストルマシンが彼らをロックオンする場面では8名が鬼気迫る顔つきで身構え、パン!と破裂音がすると「本当に撃つんだ」という驚きや絶望が入り混じった血相に。メンバーの意外な反応で笑ってしまいそうになる者もいた。
最初のステージでは2名が脱落。果たして誰が最後まで生き残るのか。今後も続々と想像を超える仕掛けが登場するので、参加者のリアクションに期待しよう。「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE(フリーズ)」は全5話で毎週水曜に最新話が配信される。第2話の配信は明日9月26日。
※ダイアモンド☆ユカイの「☆」は六芒星が正式表記。
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内藤 聡/naitou-sou @naitousou
回を重ねるごとにえげつない罠が出るから、今の地上波じゃ本当に無理だわ。
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