「現実と書いてマジ」ハライチ岩井がマジ歌に込める思い、澤部は手洗い＆うがい

明日5月31日（木）、神奈川・横浜アリーナにて開催される「マジ歌ライブ2018 in 横浜アリーナ～今夜一発いくかい？～」。先日都内スタジオで行われたリハーサルにハライチが参加した。

「ゴッドタン」（テレビ東京）の人気企画「芸人マジ歌選手権」発のライブイベントとして、芸人扮するマジ歌シンガーが本気の歌と笑いを届ける「マジ歌ライブ」。2009年7月に東京・日本青年館で初開催され、Zepp Tokyo、メルパルクホール、渋谷公会堂、中野サンプラザ、東京国際フォーラムと規模を拡大し、昨年3月には番組念願の東京・日本武道館にて成功を収めた。ハライチがメンバーにラインナップされるのは武道館公演に続く2度目だが、澤部がライブ当日インフルエンザで欠席したため、2人揃っての登場は今回が初のこと。澤部は「前回終わったあと、手洗い・うがいをちゃんとしろと強めに相方に言われましたので、それ以降は手洗い・うがいをしっかりしてます」と万全の態勢で本番に臨むつもりだ。

前回は、坊主頭ということで急遽澤部の代打を務めることになったラブレターズ塚本とステージに立った岩井。「本家の坊主（＝澤部）よりいいんじゃないかって思いました。盛り上がりましたし」と塚本との相性のよさを強調する。肌で感じる笑いの量として過去最大だったその手応えを、「あれを超えることはないのかな」と噛み締めながら回想した。これを聞いた澤部は「人生で一番ウケたって言ってたもんね。その場に相方がいなかったっていう……」と苦笑い。「それを更新するべくがんばりたいです！」と意気込んだ。

岩井は「ゴッドタン」をきっかけに“腐り芸人”として新しい道を切り開きつつある。何か変化があったか聞くと「ゴッドタンで完結するので、何も変わらない。ゴッドタンに出続けることによってほかの番組に出られない身体になってます。ゴッドタンのスタッフがめちゃめちゃ笑ってくれるんですよ。それを求めていくと、ほかの番組で使えない笑いになっていくんです」と現状を告白。「もともとマジ歌は“本気”という意味の“マジ”だったと思うんですけど、僕にとっては現実を伝えるって意味。“現実”と書いて“マジ”です」と「マジ歌」に込める思いも語り、いずれは「民放各局の前で」と自身が歌うメッセージ性の強いマジ歌を特定のターゲットに伝えたいと述べ、澤部を困惑させていた。

当日はハライチのほか、バナナマン日村、東京03角田、バカリズム、劇団ひとり、L.A.COBRA（＝ロバート秋山）、カミナリ、ダイノジ大地、私立恵比寿中学、フットボールアワー後藤が出演予定。それぞれ過去最大規模となる会場でどんなステージを繰り広げるのか、期待しよう。