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ハライチ、2人揃ってAMEMIYAに「うるせー!」マジ歌ライブin横アリに1万2000人

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横浜アリーナのステージでマジ歌を披露するハライチ。(c)テレビ東京

横浜アリーナのステージでマジ歌を披露するハライチ。(c)テレビ東京

「ゴッドタン」(テレビ東京)発のライブイベント「マジ歌ライブ2018 in 横浜アリーナ~今夜一発いくかい?~」が昨日5月31日、神奈川・横浜アリーナにて開催された。

バナナマン日村、東京03角田、劇団ひとりら芸人扮するマジ歌シンガーたちが本気の歌と笑いを届ける「マジ歌ライブ」。2009年7月に東京・日本青年館で初開催され、Zepp Tokyo、メルパルクホール、渋谷公会堂、中野サンプラザ、東京国際フォーラムと規模を拡大し、昨年3月には番組念願の東京・日本武道館にて成功を収めている。今回の会場は過去最大規模。1万2000人のファンが集結し、ノンストップで繰り広げられるステージに歓喜した。

開演前には三四郎の場内アナウンスが。“オラつく”相田は「これはお願いじゃなくて命令な!」と威嚇しながら鑑賞マナーに関する注意を述べ、最後は「夜とかまださみいから風邪ひくなよ!」と優しい一面も垣間見せて笑いを誘った。続いて阿佐ヶ谷姉妹・江里子主演の「やけに泣ける前説」と題したドラマがモニターに映し出される。江里子は大竹マネージャーと角田への声援の比率を「1:5」にするよう促したり、ハライチ岩井が過激な発言をしてもSNSに書かないようお願いしたり、涙を誘う演技で訴えかけた。

各シンガーが「マジ歌」について語るオープニングVTRも上映される。バカリズムは自身の曲について「恋がしたくなると思う」と語り、フットボールアワー後藤は「遺書書いて来たんかい!」と死ぬ覚悟で楽しむよう観客を煽った。そして「気が早いかもしれないけど、先に言っとく。『最高の夜だった』」という劇団ひとりの言葉で、すでに会場の期待感はマックスに。司会のおぎやはぎ、審査員のバナナマン設楽、アルファルファこと東京03飯塚と豊本、“売れっ子とぽっちゃりタレント”こと朝日奈央と野呂佳代がステージに揃い、いよいよ開始の準備が整うと、最初のシンガー、ヒム子(日村)が登場。「ブスー!」という大歓声に包まれ、「そのブス全部取ってえいっ! 技あり~」と愛嬌たっぷりに返してみせた。

前回、澤部の病欠によりコンビ出演が叶わなかったハライチのステージには、またしても澤部の代打としてラブレターズ塚本が立つことに。澤部は別番組の収録で都内のスタジオにいるといい、その多忙ぶりがさらに岩井の“腐り”を加速させていく。岩井が「パンサー向井よりも好き」と愛でる千葉雄大が、ステージ上の岩井に語りかけるという演出も。これに矢作は「さすがに(会場に)来るほどじゃなかったんだね」と現実的なコメントをして笑わせる。続けてステージには劇団ひとり扮する“ウォーキング鶴太郎”が。「これはヨガの集まりですか?」「ここはヨガハマアリーナ?」などとヨガに傾倒しているのをアピールしたかと思えば、それとはまったく異なる内容の楽曲を高らかに歌い上げて喝采を浴びる。

L.A.COBRA(=ロバート秋山)はCMソングのメドレーを矢継ぎ早に披露。「大好きな場所」という沖縄を題材にした「琉球の華」を歌唱する際には、観客が点灯させたケータイのライトが沖縄の星空を演出する。途中からDA PUMPも加わり、COBRAはISSAと共に花道を歩きながらこの幻想的な空間を堪能した。バカリズムは今回も遠慮がちに「僕みたいなクラミジア芸人にはもったいない」と会場外からパフォーマンスすることを希望し、会場モニターで中継の様子が映される。画面が切り替わるとマジックミラー号を模したトロッコに乗ったバカリズムと手島優が出現。バカリズムは下ネタソングを軽快に歌いながら「向田邦子賞獲りましたー!」とピースしてみせた。ステージ上ではラップグループのEnjoy Music Clubや女性ダンサーが彩りを添える。スタイリッシュに会場を盛り上げたバカリズムだったが、通路の中途半端な場所で曲が終わってしまうと「走ってそっち行きます!」と駆け出した。

会場がDJダイノジ率いる「ジャイアンナイト」に支配される場面も。ダイノジとカミナリのコラボが会場を熱くしていく。フット後藤は相変わらず客席とのコールアンドレスポンスが下手で、「『ジェッタ』って言ったら『シー』やろがい!」とイライラ。察しのいい観客がすぐに対応してみせると、「いいね、いいね! あの曲欲しいんちゃうの? わかってるで」とうれしそうにギターをかき鳴らした。

おぎやはぎ小木とベッキーのユニット・オギッキーも生パフォーマンスしたほか、ヒム子、ひょっこりはんGO!皆川のコラボや私立恵比寿中学が参加した「矢作おじいちゃん争奪サドンデスにらめっこ」、朝日奈央と野呂佳代による物販紹介など、「ゴッドタン」の魅力がてんこ盛り。大トリとして劇団ひとりの“波田ニューヨーク”が披露された場面では、サプライズで育休中の松丸友紀(テレビ東京アナウンサー)がヒロイン役で現れ、衰えないキレあるダンスを披露した。矢作は「今までバカにしてたけど、松丸ってまあまあ大きい存在だったんだ」と改めて気付かされた様子で、小木も悔しそうに「なんかかわいいって思っちゃった」とポツリ。一緒に踊った劇団ひとりは「(松丸が)出てきてわーっとなった瞬間、ちょっと泣きそうになっちゃった」と照れながらも素直に述べた。

すべての演目が終わり、出演者全員が袖にはけるのと入れ替えに、ステージには別収録から駆けつけたハライチ澤部が。矢作や設楽に「今終わったよ」とあしらわれるが、岩井の“腐り芸人”仲間、平成ノブシコブシ徳井、インパルス板倉からのVTRメッセージを受け、岩井もステージに再登場した。曲はテレビでも披露した「忘れねえからな」。しかし今回は澤部もマイクを握り、腐りまくる岩井へ力強くアンサー。ハライチとして売れるために岩井の言う“お笑い風“にも全力でツッコんでいくと宣言する姿が観客の心を打つ。その瞬間、後方からAMEMIYAが「ハライチ、今夜一発行くかい?」と優しく語りかけたが、ハライチの2人は息ぴったりに「うるせー!」と絶叫。AMEMIYAはせり上がっていく舞台に立ち尽くした。

最後は恒例の「さくら」を出演者全員で合唱し、ライブは幕。この様子はBlu-ray、DVDに完全収録されて10月31日に発売される。また6月23日(土)、30日(土)の「ゴッドタン」(テレビ東京)でオンエアされる予定だ。

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