同ライブのチケットが完売しなければ解散すると宣言していたジョイマン。予想に反して売れ行きは好調で、残すは本人が持っている20枚のみだった。最後は自分たちの手で完売させたいという思いからサイン会を兼ねた手売り会を実施。20人以上が列をなし、2014年に東京・町田モディで発生した「サイン会0人事件」のリベンジを見事に果たした。
小田原や横浜といった遠方からのファンの姿もあり、高木は「小田原 豚バラ!」というギャグを授けたり、リクエストに答えて「ダルビッシュ ティッシュ」というレアネタを披露したりとサービスする。中には池谷の「なんだこいつ~!」を欲しがるファンもいて、ジョイマン自身を驚かせた。周囲から「高木に似ている」と言われるという男性ファンがラップと「なんだこいつ~!」の両方を自分で担当する“1人ジョイマン”を披露し、感激した高木が熱く抱擁する一幕も。
記念すべき20人目の男性ファンが「ありがとう オリゴ糖 俺、後藤」をやってほしいと希望すると、高木は「1回もやったことない。俺、後藤じゃないしな……」と困惑気味に。しかし「彼の思い出を変な感じにしたくない」と、力強く「ありがとう オリゴ糖 俺、後藤!」とポーズを決め、ポソッと「高木です」と訂正して笑いを誘った。
囲み取材に応じたジョイマンは「ジョイマンにファンがいたんだ」と改めて認識した様子。15周年という節目に、池谷は「長かったです。(デビューしてからは)一発屋芸人としての人生のほうが長いので」と噛み締め、「(レイザーラモンHG率いる)一発屋オールスターズに入れたことで救われた」と仲間たちの激励に感謝する。高木はやはり「サイン会0人事件」を自身のターニングポイントに挙げ、「あの頃は崖を転げ落ちている途中で、『サイン会0人事件』でやっと底についたと感じた。その思いを抱えきれずTwitterに書き込んで、ジョイマンがこんなに苦しい状況なんだって発信できたことが大きかった」と再注目されたきっかけを回想。「2、3本 イ・ビョンホン」「運動は大事 板東英二」といった初期のネタが好きだというファンに直接会うことができ「ファンのみなさんの時計の針もあの頃で止まってるのかな(笑)」とはにかみつつ、単独ライブでは従来のラップネタはもちろん、漫才など新ネタにもチャレンジすると意欲を燃やした。
ジョイマン15周年記念単独ライブ「ここにいるよ。」
日時:2018年7月7日(土)19:00開場 19:30開演
会場:東京・ルミネtheよしもと
料金:当日3300円
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