「毛虫のボロ」は、長年“虫の目から見た世界”を描く企画を温めていた宮崎が原作、脚本、監督を担当した14分20秒の作品。生まれたばかりの毛虫・ボロが、仲間たちや外敵が行き来する世界へと踏み出していく。昨日3月14日、東京・三鷹の森ジブリ美術館にて行われた試写会で同館の館長・安西香月が宮崎からのコメントを代読し、宮崎は「音をあててくれたタモリさんに感謝します。タモリさんなくては、この映画は完成しませんでした。ありがとう」とタモリへの感謝を述べている。
「毛虫のボロ」は三鷹の森ジブリ美術館の映像展示室・土星座で来週3月21日(水・祝)から8月末まで上映される予定。美術館への入場は日時指定の予約制となっており、チケットはローソン店頭、ローソンチケット、電話にて販売される。7月から8月のチケットは、先行抽選販売が行われる予定だ。
宮崎駿 コメント
生まれたばかりのちっぽけな毛虫に世界はどう見えているのでしょう。
小学生のとき、植物の光合成について教えられて、光合成はどう見えるのかズーッと気になっていました。
毛虫には空気の粒は見えるのかなぁとか、葉っぱをかじった時はゼリーのような味がするのかなぁとか、狩人蜂は今の戦場でとびまわっている無人攻撃機みたいなものかなぁとか……。
それでこんな映画ができてしまいました。
さいごまでつきあってくれたスタッフと、ノボロギクを教えてくれた家内と、音をあててくれたタモリさんに感謝します。
タモリさんなくては、この映画は完成しませんでした。
ありがとう
2018年3月11日
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