「J-RAPの研究を重ねてできた至高の作品」と銘打った楽曲「ショーバン」を先週リリースした
この楽曲リリース企画は、お笑いと音楽を融合したライブイベント「NANIWAdelic」をより多くの人に広めるべく立ち上げられたもの。「NANIWAdelic」の中でも芸人とラッパーのMCバトルイベント「口達者」のオーガナイザーを務めている盛山に白羽の矢が立った。
盛山は「大売れ線の感じのトラックを作ってください」と作曲の福井一史に依頼したといい、自身が手がけた歌詞については「1番の“売れてるJ-RAPあるある”な歌詞の寄せ集めです」と説明。一方で「君に会いたい」から始まるキャッチーなラブソングには「いい曲」「感動した」といった予想外の反響があったと戸惑う。歌の中に登場する“君”の「ちょっぴり嫌いなところ」が綴られた2番の歌詞は「『こんな女は嫌や』の大喜利」。実際に、大喜利のようにフリップにフレーズを書きメロディに合う答えを採用していき、もっともお気に入りのフレーズ「ショーバン捕るのがうまい」からタイトルを付けた。
アーティスト写真やミュージックビデオの撮影も本格的に行われ、盛山は「大勢の大人が動いた壮大なコント」と表現する。最初はリップシンクに慣れず照れていたが、「そんなことではいい作品にならない」と活を入れられ、「大物女優みたいに20分くらい気持ち入れる時間をもらった」とMV撮影時の裏話を披露した。
盛山の音楽的ルーツを聞くと、「ブルーハーツとかHi-STANDARDです。ヒップホップは全然聴いてこなかった」と素直に告白。「たまにヒップホップに詳しいと思って話しかけられるんですけど、困る。ただMCバトルは1年半くらい前にお笑いに似た面白さを感じてハマりました」と明かしている。
改めてこの曲に込めた思いを問うと、「完全なラブソングです。みなさんの好きな人を思い浮かべて聴いてほしい」とコメント。盛山にとってラップは「愛」だと述べ、「普段言えないこともラップにしたら本音で言える。これを聴いて勇気出た人はラップで思いの丈を意中の人にぶつけてみて」と語る。また明日がバレンタインデーということで「女の子はチョコ渡す前にウォークマンでこれ聴いて気合い入れてほしい」と読者にメッセージを送った。
「ショーバン」はレコチョク、iTunes Storeなどで配信中。また同曲のリリースパーティも兼ねている次回「口達者」は2月23日(金)に大阪・CLUB DROPで開催され、盛山は「ぜひ歌詞を覚えて来てください。一緒に歌いましょう」と呼びかけている。
※動画は現在非公開です。
NANIWAdelic@CLUB DROP 「口達者」~芸人VSラッパーのMCバトル~
日時:2018年2月23日(金)19:30開場 20:00開演
会場:大阪・CLUB DROP
料金:前売1800円 当日2300円
<出演者>
HIDADDY /
SPゲストライブ:呂布カルマ
関連記事
見取り図のほかの記事
リンク
- Laugh & Peace Music(ラフ&ピース・ミュージック) | YOSHIMOTO MUSIC ENTERTAINMENT CO.,LTD./よしもとミュージックエンタテイメント
- 見取り図 プロフィール|吉本興業株式会社
- ライブスケジュール|アメリカ村 DROP
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
よしもとミュージック @yoshimoto_me
見取り図盛山、“完全なラブソング”でエール「好きな人を思い浮かべて聴いて」(コメントあり / 動画あり) - お笑いナタリー https://t.co/fJcoRmuGUV